2014年06月05日
一人じゃないよ。オレンジミサンガ活動!
国は認知症サポーターキャラバンという事業を
大々的に行っており、もう少しで500万人に
届きそうです。
認知症サポーター養成講座を受講すると
サポーターの証として「オレンジリング」が
もらえます。
でも・・・
みなさん、オレンジリングを付けている一般の人を
見かけたことがありますか?
私は、ありません。
認知症関連の研修を受講しに行っても、
オレンジリングをしている(正確には名札に
ぶら下げている)のは、市の職員さんや
ケアマネさんぐらいしかいません。
そして、その名札を外した瞬間に、その人は
オレンジリングも外すのだろうと思っています。
500万人もサポーターがいるのに、なぜ?
オレンジリングをもらうとき、講師から、
「オレンジリングを身に付けていて、認知症の方や
家族が困っているときに声をかけたり、気づいて
もらえるようにしてくださいね♪」 などと言われる。
それがプレッシャーなんじゃないかしら?
ご本人やご家族からしたらどうでしょう。
もちろん困った時に何か手伝ってもらえたら
有難いと思いますが、それよりも、日常的に
「孤独感」を感じているとして、もし、オレンジリングを
見かけたら、あ、あそこに認知症のことや、
介護の負担を理解してくれる人がいるんだと
ホッとするんじゃないかしら。
私は、オレンジリングを付けて出歩いているほうだと
思います。 でも、だんだん暑くなると、蒸れて嫌
だなーと思っています。
ならば、オレンジリングに代わるものを!と
思い、オレンジミサンガを作ってみました。
ねえ、ねえ、可愛くないですか~?
認知症サポーターキャラバン非公式の
オレンジミサンガです!
サポーターよりもハードルを低くして、
認知症のご本人やご家族の不便さ、大変さを
理解していますよ。
あなたは一人じゃないよ!
っていうメッセージを込めています。
夏でも、つけっぱなしでも大丈夫の、オレンジミサンガ!
近所の、お婆ちゃんたちに作ってもらいます。
町中に、このオレンジミサンガを付ける人が
増えてくれたらいいな~
2013年10月01日
2013年04月11日
2013年04月02日
長寿社会グローバル・インフォメーション・ジャーナル
国際長寿センター(ILC)というところで発行している
『長寿社会グローバル・インフォメーション・ジャーナル』
というものを教えていただきました。
サイトもあり、こちらからダウンロードすることができます。
http://www.ilcjapan.org/chojuGIJ/index.html
最新号には、長谷川和夫先生の「認知症の人の看取り」
の記事もあります。
2013年03月26日
介護ニュースヘッドライン
インターネットのお友達が、介護に関するニュースを
まとめるサイトを作ったので、ご紹介します。
「介護」「高齢者」「認知症」「アルツハイマー」と
テーマ別に分類されていて、とても便利です!
どうぞご利用ください♪
http://kaigonews.mobi/
2013年03月18日
いつどこネット
今、月に1回、市内のあるデイサービスの職員の
勉強会のコーディネーターを務めています。
職員の介護に関する意思決定を統一するため、
キャリヤの長短は関係なく、そのデイサービスで
働き始めた1年目の職員さんを対象にして、
介護のことを学習します。
今月は、認知症ケアについてです。
認知症の「中核症状」と「行動・心理症状」を
よく理解してもらい、現在の認知症ケアは
パーソンセンタードケアが主流になっていることを
紹介します。
どうしたら、ご本人を中心にした取り組みができるかを
考えるために「センター方式」を利用してみようと
思っています。
「いつどこネット」では、センター方式のシートを
ダウンロードして使うことができます。
http://itsu-doko.net/
2012年02月17日
年をとるってどんなこと?
(イメージ写真)
ある施設を利用している92歳の方の詩です。
年をとるってどんなこと
忘れっぽいというけれど
いっぱいつまった知恵の箱
出すのにちょっと迷うだけ
年をとるってどんなこと
耳は遠いし 目も悪い
あらゆるものをキャッチして
私を育てた疲れです
年をとるってどんなこと
腰が曲がると言うけれど
お世話になった人々に
感謝感謝の姿です
2012年02月03日
他市の取り組み
2月1日、兵庫県が主催するキャラバン・メイトの
研修に参加してきました。
昨年末にキャラバン・メイトになったので、今まで
このような機会に恵まれなかったのですが、
参考になることがいろいろありました。
今までだって参加している人はいるはずなのに
こういう情報は全くシェアされませんね。
プログラムもよかったですが、別室に設けられた
他市の取り組みの資料を手にとって見ることが
できたことはとてもよかったです。
そのうちの一部。 たつの市にも広まればいいなと
思ったものの写真を撮ってきたので、ご紹介します。
神戸市の認知症サポーターのステッカー
オレンジリングは、今のように長袖の服を着る季節は
なかなか目につきません。
行政の方などは首掛けの名札につけている方も
いますね。 でもスーパーや商店などではこうした
ステッカーが店先やレジのところにあると、認知症の
ある方やご家族のみならず、利用者も安心できる
ような気がします。
加東市の地域資源マップ
加古川市にもあったと思うのですが、認知症支援に
特化した社会資源、地域資源のマップは、たつの市には
ないと思います。
長田区の携帯できる本人確認証?
認知症のある高齢者や障がいのある方などが、外出先で
迷ってしまったり、事故にあったりして身元が分からないと
困ります。
名前、生年月日、住所ぐらいの情報が書いてありますが、
地域包括支援センターに連絡すると、個人の情報がより
詳しく分かるようになっています。
血液型なども書いておいたら、出血時の対応もはやく
できるのではないでしょうか。
アメリカのアーミーがネックレスにしているタグのような
ものがカッコイイと個人的には思っています(笑)
事業所や社会資源をまとめた冊子。
たつの市にも事業所をまとめた冊子はあるのですが、
リストアップしているという感じで、利用者側の視点に
立っていない編集です。
たつの市のもの
ページ数は増えるかもしれないですが、もっと利用者が
使いやすいものがほしいな~と思います。
たつの市の職員さんも同じ研修に参加されていましたが、
他市の取り組みのいいものを、どんどん取り入れて
ほしいな~と期待しています。
研修に参加してきました。
昨年末にキャラバン・メイトになったので、今まで
このような機会に恵まれなかったのですが、
参考になることがいろいろありました。
今までだって参加している人はいるはずなのに
こういう情報は全くシェアされませんね。
プログラムもよかったですが、別室に設けられた
他市の取り組みの資料を手にとって見ることが
できたことはとてもよかったです。
そのうちの一部。 たつの市にも広まればいいなと
思ったものの写真を撮ってきたので、ご紹介します。
神戸市の認知症サポーターのステッカー
オレンジリングは、今のように長袖の服を着る季節は
なかなか目につきません。
行政の方などは首掛けの名札につけている方も
いますね。 でもスーパーや商店などではこうした
ステッカーが店先やレジのところにあると、認知症の
ある方やご家族のみならず、利用者も安心できる
ような気がします。
加東市の地域資源マップ
加古川市にもあったと思うのですが、認知症支援に
特化した社会資源、地域資源のマップは、たつの市には
ないと思います。
長田区の携帯できる本人確認証?
認知症のある高齢者や障がいのある方などが、外出先で
迷ってしまったり、事故にあったりして身元が分からないと
困ります。
名前、生年月日、住所ぐらいの情報が書いてありますが、
地域包括支援センターに連絡すると、個人の情報がより
詳しく分かるようになっています。
血液型なども書いておいたら、出血時の対応もはやく
できるのではないでしょうか。
アメリカのアーミーがネックレスにしているタグのような
ものがカッコイイと個人的には思っています(笑)
事業所や社会資源をまとめた冊子。
たつの市にも事業所をまとめた冊子はあるのですが、
リストアップしているという感じで、利用者側の視点に
立っていない編集です。
たつの市のもの
ページ数は増えるかもしれないですが、もっと利用者が
使いやすいものがほしいな~と思います。
たつの市の職員さんも同じ研修に参加されていましたが、
他市の取り組みのいいものを、どんどん取り入れて
ほしいな~と期待しています。
2012年01月15日
無料介護相談
2011年10月04日
コラム「母を撮る」
現在、ドキュメンタリー「此岸、彼岸」を撮影中の
関口祐加監督のコラムが始まります!
http://www.mainichi.co.jp/ninchishou/column/001.html
「此岸、彼岸」は、アルツハイマー型認知症を発症した
ご自身の母親を被写体として、日々の暮らしを
撮影しているもの。
時々、YouTubeに撮影した映像がアップされていて、
お母さんの言動から、認知症の方の喜怒哀楽を
垣間見ることができます。
映画は、そろそろまとめの段階なようで(その情報も
監督のTwitterから知ることができます)完成が
楽しみです。
2011年08月19日
【番外編】ヘアードネイション
以前、ニュース番組で看護学校の学生たちが
ガン治療で髪の抜けてしまった女性たちが使う、
人毛のカツラを作るための、髪を寄付をする
という活動が取り上げられていました。
私はもともと首回りに髪がまとわりつくのが嫌いで
1年中、髪をアップにしているのですが、
そのため、頻繁に美容院に行く必要もなく、
伸ばすだけ伸ばしていますし、切った髪はただの
ゴミ。
それがカツラになって、ガン患者の人たちの
喜びにつながるのは素敵なことだな~と、
髪を寄付できるところを探してみました。
そこで見つけたたのが、大阪にあるNPO法人
「JAPAN HAIR DONATION&CHARITY 」
http://www.jhdac.org/Japan_hair_donation_%26_charity/Welcome.html
全国から集まって来た髪を中国の工場に送り、
それがカツラになって日本に帰ってくるようです。
寄付できる髪が、既定の30cmに達したので、今日、
「断髪式」を行って、先程、郵送してきました。
2011年04月18日
長渕剛 “Mother”
長渕剛さんが、認知症になったお母さんのことを
歌った歌。
http://www.youtube.com/watch?v=uw_xEo7xMro
コンサートで歌ったのもとってもいいです♪
http://www.youtube.com/watch?v=Bo4OTIJIefk&feature=related
2011年03月16日
災害時避難用おんぶ紐
人気ブロガーNyankoさんが、介護している
お母さんのために避難用のおんぶ紐を
買ったと言っていたので、調べてみました。
へー
災害時に避難の難しい方(高齢者、要援護者)を
誰でも1人で簡単、楽々おんぶして避難できる
災害対策用具。
その名も「おんぶ隊プラス」
わー
しくみはこんな感じ。
おー
気になるお値段です!
今回は何もつけずに、9,800円!
9,800円でお届けします!
わー! ぱち、ぱち、ぱち、ぱち
http://item.rakuten.co.jp/happybag/11853/
2011年03月11日
『クロワッサン』 女の新聞・介護
アルツハイマーを発症したお母さんの記録を
取り続けているドキュメンタリー映画の
関口祐加監督のtwieerから、雑誌『クロワッサン』が
介護のコーナーを組んでいることを知りました。
へえ~~~
『クロワッサン』お洒落だぜ~~
『クロワッサン』の読者のイメージは、
精神的に自立していて、いいものはいい、
悪いものは悪いと自分の意見を持ち、
そして堂々としている。
大人ってことです。
勝手なイメージだけど、子育てを終えた
大人世代、特に女性に最初に訪れる「介護」の
問題。
そこにスポットを当てているところが
『クロワッサン』的な気がする。
3月10日号に関口さんのインタビュー記事が
載っているそうです。
2011年02月08日
IPS・個別就労支援プログラム
NHK教育テレビの午後8時からの番組は
とても勉強になる。
月~木 福祉ネットワーク
金 きらっといきる
そして、時々、ハートをつなごう
そのハートをつなごうで統合失調症の
ある方の就労支援について、ある男性への
取り組みが紹介されていた。
そのときに気になったことがあった。
でもそのままにしていたら、昨日の昼、
同じ番組の再放送があり、やっぱり
同じ部分が気になった。
IPS 個別就労支援プログラム
アメリカで開発された、精神疾患のある
方のための援助つき雇用だそうだ。
番組では、それをしている団体の方が
就職を望んでいる人と徹底的に面接をし、
本人にかわってその人が得意なことを
見つけ出して、そこを売りに就職活動を
する。
企業の面接にも支援者がついて行き、
企業に対しても雇用のアドバイスを行う。
番組で紹介された方は2年仕事をしている
そうだ。「会社を愛している」と言っていた。
これを、若年性認知症の方の就労に応用
できないものか、と考えている。
著者伊藤順一郎氏のことば
(「はじめに」より引用)
どんな重い障害を持っていても、「働きたい!」
という気持ちを持つ限り、人は働くことができる
IPSを通じて、利用者のリカバリーの旅をともに
歩む一人になる
2011年02月01日
Nyankoさん、復活!
ばばさんが、ドアに指を挟んで大けがを
してしまったことで、自分の不注意を責め、
心がポキっと折れてしまったNyankoさん。
エネルギー充電のためにブログを1週間
休んでいました。
その心情を思うと、読者の私もつらくなりました。
今朝、ブログをのぞきにいったら、
更新されていました~!!
よかった♪
もちろんばばさんの指の傷もNyankoさんの
心の傷も癒えたわけではないけれど、
でも立ちあがって、再び歩き始めてくれた
ことが、とても嬉しいです。
一人じゃない
そう思うことができたら、きっと
頑張ることができるのかもしれない。
2011年01月26日
ノーマライゼーーション
「ノーマライゼーションの父」
バンク‐ミケルセン(デンマーク)
必要があってノーマライゼーションの歴史を
まとめていました。
この言葉は知っていましたが、ノーマライゼーションを
唱え、法律を作ったり、社会を変えようとしてきた
先人たちの思いに胸が熱くなります。
写真のバンクーミケルセンはこう言っています。
「ノーマリゼーションとは『正常なこと(normality)』を
意味するのではない。精神遅滞の人が正常(normal)
でないのなら、だれが正常なのか?正常(normality)
であることは何か、そして、平均的人間でありたくない
としている人々への理解が深まっているときに、
いったい誰が『正常(normal)』でありたいと思うのか?
ノーマリゼーションとは精神遅滞の人々の住居、教育、
労働、余暇の条件をノーマル(normal)にすることを意味している。
またそれは他のすべての市民が保持している法律的、
人間的な諸権利を彼らにもたらすことを意味している。」
もともとは「知的障がい者」の差別をなくすこと
から生まれた考えです。
が、病を抱え、世の中で生活することが困難になった
認知症の方々の尊厳を守るために、あらためて
ノーマライゼーションの理念を振り返っています。
アメリカのヴォルフェンスベルガーは、社会のもつ
「知的障がい」のイメージを高めること、そして
社会的役割を実現させることを唱えました。
認知症のイメージを高める
そして
社会的役割を実現させる
目標が具体的になりました。
2011年01月04日
Nyankoさんと「ばば」さん
お正月休みに、パソコンの「お気に入り」に
保存してあるものを確認していたら、
「認知症」のフォルダの、あるブログに
気づきました。
「Nyankoの手」というブログ
http://blog.goo.ne.jp/nyankohand
Nyankoさんが、認知症を患っている
お母さんの「ばば」さんの発言や行動を、
たくさんの写真を入れて記録されています。
一瞬ドキっとする表現や写真もありますが、
その正直な感情は、お母さんへの深い愛情
そのものです。
Nyankoさんは、介護の合間に趣味で(?)手作りの
バッグを作られ、その写真もアップされて
いますが、とてもお上手です。
「ばば」さんは、徹夜で起きていることも
あるようですが、Nyankoさんが、そんな
気晴らしをされているのを知ると
読んでいる私もほっとしたり。
ブログは2009年の2月からほぼ毎日の
ように綴られていますが、昨日、最初から
最後まで一気に読破しました!
施設職員として、そして近い将来親を介護
する者として「記録」のあり方を考えさせ
られました。
それにしても、Nyankoさんは常にカメラを
持っているのかしら?