2016年01月30日

ダンスムーブメントセラピー

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2016年01月30日

明日からできる認知症予防

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2015年01月25日

おひとりさまの認知症と成年後見制度



2月21日 大阪で講演があります。

写真の著者でもある中澤まゆみさんらの
「本音トーク」が聞けますよ。

要申込みです。

http://www.asahi-welfare.or.jp/news/pdf/20150221_ninchisyo.pdf  


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2014年09月13日

認知症の「人の気持ち」~思いを理解してかかわる~

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午前中は、認知症のある方を対象にした
音楽療法です。
(要予約・定員15名+付き添いの方)

講演は、午後から。(50名先着順)

いずれも入場無料です。  


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2014年07月29日

11月9日講演「認知症の‘人のきもち'」

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2014年02月18日

認知症ライフサポート研修に参加しました



2月17日に 「認知症ライフサポート研修」に
参加してきました。

「認知症ライフサポートモデル」とは

(テキスト本文より)
「認知症の人への医療・介護を含む統合的な生活支援」を
意味しており、認知症の人に関わる様々な専門職が、ケアを
提供する上での目的・目標を共有し、認知症ケアの多職種
協働や専門領域ごとの機能発揮を求めるものとして考え
だされました。


認知症の人を支えていくための3つの視点

認知症の人の

 ●自己決定を支える

 ●住み慣れた地域で継続性のある暮らしを支える

 ●自らの力を最大限に使って暮らすことを支える
  


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2014年01月19日

2013年06月28日

たつの市認知症研究会

「広報たつの」6月25日のお知らせ版に

「たつの市認知症研究会」のお知らせが
載っていました。


  認知症の方や介護者を支援する方の 
 スキルアップ、支援者間の顔の見える
 関係作り等を目的に、研究会を開きます。
 認知症への理解や支援のあり方を考え
 ていきましょう。

 ◎とき 8月22日(木)14時~16時
       受付13時30分~

 ◎ところ はつらつセンター3階
       多目的ホール


 ◎内容 認知症の薬、高齢者と薬について

 ◎講師 西播磨認知症疾患医療センター
      センター長 柿木達也医師

 ◎対象者 医師、歯科医師、保険師、看護師、
        薬剤師、ケアマネ、介護職員など
       認知症の方を支援している専門職等

 ◎定員 100名程度

 ◎参加費 無料

 ◎申込期限 8月19日(月)

 ◎申込 地域包括支援センター
       64-3197  


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2013年02月28日

回想法講演会



たつの市の地域包括支援センターが主催する

「地域で実践できる回想法講演会」が

3月2日(土)にはつらつセンターで開催されます。

時間は、午後1時30分~3時30分です。


回想法とは、心理療法の一つですが、

古い写真や物などを使って昔のことを
思い出したり、思い出を話したりすることで
脳が刺激され、認知機能を改善させる
リハビリ?として、介護の現場などでも
用いられていることです。

その回想法の基礎を、日本福祉大学の
リハビリテーション学科の来島修志先生が
教えてくださいます。

詳しくは、地域包括支援センターにお問い合わせ
ください。

0791-64-3197


  


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2012年11月14日

お節介士養成講座

介護が始まる前に備えておきたい知識です。

  


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2012年09月03日

排泄セミナーのお知らせ

私のお世話になっている笑福会(わらふくかい)の
関西支部が主催し、姫路で排泄セミナーが
行われます。

参加者募集中です!



  


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2012年03月26日

若年性認知症支援者養成研修



ETVの「福祉ネットワーク」が認知症の
シリーズを放送していたとき、
「本人交流会」というものを知りました。

家族を支援する会は、2年前に比べて
少しずつ広がってきていますが、
ご本人同士が交流を深め、その悩みや
思いを共有する場がないのです。

施設は、スケジュール管理をされている、
本人の意思とは無関係に利用することに
なっている(ことが多い)という点において、
本人の思いに寄りそいきれない場所です。

だから「本人交流会」というのが、とても
魅力を感じました。

Twitterで、北海道に本人交流会が活発に
活動をしていることを知りました。

「本人交流会」を検索してみると、事務局は、京都の
認知症の人と家族の会にありました。
問い合わせてみたら、電話に出た方は分からない
ということだったので、次に問い合わせたのが
NPO法人、認知症の人とみんなのサポートセンター
でした。
http://npo.kenko.officelive.com/default.aspx

ここは、認知症ケアについて、実施や研修を活発に
行っているところなので、機会があったら参加したいと
思っていたところです。

「本人交流会」の開催者向けの研修を開くことは可能
という返事をいただいたきり、講師料やカリキュラム内容など
事務的な内容を問い合わせたとたんに、返事が
途絶えてしまいました。

そして、たつの市からもらった研修の案内の講師が、
なんと、その認知症の人とみんなのサポートセンターの
沖田先生ではないですか~♪♪

認知症ケア学会近畿大会での先生、それから「本人交流会」
を福祉ネットワークが取り上げた時のコメンテーターとして
出演されていた先生など、何度かお見かけし、認知症に
対する知識、そして認知症のある方々の「場」を作っていく
実践力、そしてそのお人柄に、すっかり沖田ファンになった
私ですが、その沖田先生の講座が始まるのですよ~(長い前置き)


講座のテーマは「若年性認知症」ですが、チャンスが
あったら「本人交流会」のこと、伺ってみたいと思います。

たつの市で、本人交流会をしたいのです!

「本人交流会」と呼び限り、そのノウハウや注意点を
学んだ上で始めたい。

あ~、今日は朝からハイテンション!  


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2012年03月11日

パーソン・センタード・ケア



加古川市が主催する「認知症の方とその家族を
支えるための講演会」というのに参加してきました。

講演会の講師は、パーソン・センタード・ケアの
ご著書のある水野裕先生。

「認知症をもつ人たちの支援のために
~パーソン・センタード・ケアとその実践~」という
お話でした。

パーソン・センタード・ケアの考え方については、
認知症に関係する各種資格の勉強でもしたので
なんとなく分かっていましたが、先生ご自身が
関わっている本人やご家族の例を多数あげながら、
パーソン・センタード・ケアの考え方を示して
くださいました。


印象に残ったお話を書きますと・・・


世間が思う認知症のイメージや認知症について語られる
目標は「認知症が軽くなる」「進行を遅らせる」こと
であり、それを裏返せば、症状が重くなること、
進むことは不幸であると思っている。


しかし、頑張っても勝てない病があることを知るべし。


認知症のスケールの点数の上下が、人の幸せを
決めることなのだろうか? そうではないはず。


どんなにすばらしい援助をしても、ご本人の、
「私なんか、ダメになった」「用無しだ」という
無力感、あきらめ、怒り などに手が届かない
援助であれば、意味がない。


「相手の立場に立って」というが、「私ならこうする」
と「私」を基準にする限り、それは「私の立場」で
ある。


認知症の人たちが、求めているもの(Tom Kitwood)
  COMFORT くつろぎ
 IDENTTY 自分が自分であること
 ATTACEMENT 結びつき(愛着・こだわり)
 OCCUPATION たずさわること
 INCLUSION 共にあること
そして、その中心に LOVE

LOVEとは、対象の人などが、そこに存在するだけで
嬉しいと思う気持ちである。


認知症の方に、問いかけはするが、答えを求めてはいない。
(正しい答えを得ることが重要なことではない)
問いかけをしたという姿勢を見せること


「認知症になっても、安心して暮らせる社会を」
と言うけれど、私たちはどんな社会を目指すのか?


パーソン・センタート・ケアで目指しているものは、
その人の世界を支えること


認知症ケアは、一方的に提供されるものではなく、
認知症を抱える人たちとともに行うものである
                 Tom Kitwood


水野先生自身、医師として何かをしなければ
いけないと気が重いこともあったが、そうではなく
認知症の人と一緒に歩むことが大事だという
気づきがあり、気持ちが楽になった。
  


Posted by まるこ♪  at 10:03Comments(0)講座・研修

2012年03月07日

かいご学会in西宮に行ってきました!



NPO法人つどい場さくらちゃんプロデュース

 かいご学会in西宮!


上の写真は、第2回目のものみたいですが、
今年は第5回目でした。

写真の方が、つどい場さくらちゃんの丸尾多重子さん。
通称、まるちゃん♪

かいご学会の「かいご」とは、

 か・・・介護

 い・・・医療

 ご・・・ご近所

のことです。


介護は、介護職、医療職、ご近所の連携なくして、
本人や家族を支えることができません。

どこの研修に参加しても講師先生は、連携が
大切だ!と訴えられ、そうだ、そうだと思いますが、
なんの連携も作れないまま解散という研修ばかり。

まるちゃんは、どうやって連携を作るのだろうかと
興味津津で参加してきました。

私個人としては、インターネットで知り合った富山の
介護職の方が参加すると聞いていて、無事、
お会いすることができ、1つ連携を作ることができました。

すごい!と思ったことは、介護家族が介護施設や医師に
向かって堂々と主張していたこと。

家族がお世話になっているからと、不満を言いたくても
言えずに我慢していることがあると思います。

サービスを提供する側は、不満さえなければ自分たちが
完璧に仕事をこなしていると勘違いしている。

そういう思い上がっていると、ご家族の言葉がグサグサと
胸に突き刺さってきます(笑)

でも、そうして本当に求められる「介護」が作られていくはず。

つまり、ホンネで話のできる場が必要なんですね。


かいご学会in西宮、本当に勉強になりました。


そして、今、たつの市内の有志で、かいご学会inたつのを
実現したいと作戦を練っています。  


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2011年12月01日

市民後見人&キャラバンメイト



今週は、養成講座ウィークです。

火曜日から「市民後見人養成講座」が、そして
今日、木曜日は「キャラバンメイト養成講座」が
あります。


市民後見人とは、成年後見制度が必要になった方、
特に身寄りのない方の後見人候補となる市民とでも
いうのでしょうか。

一般的に後見人は家族や親族がなるのですが、
家庭の事情などで、そういった人がなれないことも
あるでしょう。 今は司法書士さん、介護支援専門員、
社会福祉士のような方がなっているのかもしれませんが、
それを市民にもという企画なんじゃないかと思います。

裏事情は分かりませんが、とにかくこれから3週間連続
3日間で成年後見制度や認知症・障がいのある方との
接し方などを学びます。

初日は、現在後見人もされている司法書士さんから
事務手続きが大変なことを知らされ(もちろん必要性が
あることも強調されていたけど)、 気楽に参加して
いた人たちは、かなり引いたと思います。

ま、それだけ一人の人を支えるということは大変なことで、
各種サービスもそのぐらい意義を感じてほしいところです。


今日は「キャラバンメイト」の養成です。

久しぶりに認知症の話が聞けて、テンションがあがります(笑)


キャラバンメイトは、認知症サポーター養成講座の講師ですが、
認知症の正しい知識を伝えたり、認知症のある方の理解者
を増やす大切な役割があります。

「認知症ゼミナール」は、私個人で人を集め、個人で資料を準備し、
開催していましたが、キャラバンメイトになったら公的な立場で
講義をすることができるようになります。

「ニンチ」とか「ニンチが入る」といった、差別的で、誤った表現を
正していくこともできるわけです。


10時から16時ぐらいまでの丸1日の講座ですが、頑張って
参ります!


  


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2011年09月27日

横浜での学び



24日、25日は、認知症ケア学会が、そして
その前日、23日は全国の介護関係者のネット組織(?)
「笑福会(わらふくかい)」の全国大会があり
横浜へ行ってきました。

実は、私の実家は横浜にあり、生まれ故郷であります。

笑福会の全国大会は今年で第2回で「全員が講師、全員が
受講生」をスローガンにして、実際に大学などで教えている
講師から私のようなパートのおばちゃんまで全員が
発表をし、全員がみなの話を聞きます。

今年は特に東日本大震災があり、関連する発表がありました。

震災の被害のあった福島の会員(介護職員)からは、
3月11日の施設での様子、その後、家族で避難した様子を
生々しく聞くことができました。

また新潟の施設関係者の方からは、震災の1週間後に福島の
施設から100人を越すお年寄りを受け入れた様子
(規制された高速道路を警察に誘導され何台もの車両が
福島に迎えに行った写真は圧巻でした)など、こちらも
普段知ることのできない貴重なお話を伺うことができました。


詳しい発表内容は、笑福会のHPで見ることができます。

http://warafuku.org/


そして、認知症ケア学会・・・

笑福会の会員の方と待ち合わせて行ったのですが、結局、
昼食を食べながら職場の話の悩みを語り合う時間が長く、
会場にいる時間はわずかでした(苦笑)

会場は、建物は3か所、発表場所は数カ所あり、全部は
到底、回ることができません。

若年性認知症のポスター発表を聞きたかったけど
行けず、ポスターだけ見てきました。

居場所が必要だ! 地域の理解を! 結論はその重要性を
訴えるものが多く、なかなか具体的な実践方法には
辿りつけません。結局、それぞれの地域で、有志と
智恵を絞りながら、形作っていくものなのかもしれません。


25日、どうしても聞きたかった発表が「介護領域における
外国人労働者」のことです。 認知症とは直接関係のない
発表ですが、インドネシア介護士たちの教育に関わっている
ので興味がありました。

情報としては、新しいものは少なかったですが、それでも
外国人介護士の受け入れについて、実態はあまり知られて
いませんし、世に知ってもらうことはいいことだと
思いました。

結論は、外国人介護士の可能性を認めた上で、しかしながら
介護の担い手を外国人にばかりに求めることは問題があり、
全国に20万人以上いるはずの介護資格保持者を発掘していく
ことなど、日本の介護職全体の人材不足に対する対策を
検討していくことの必要性を訴えておられました。



介護をする人、介護をする心を支え、成長させる


そんなことをぼんやり考えながら龍野に戻ってきました。
  


Posted by まるこ♪  at 16:33Comments(0)講座・研修

2011年08月20日

明日は認知症ケア学会関西地区大会



明日、大阪で認知症ケア学会の関西地区
大会があります。

認知症ケア専門士になって初めて単位を
もらいます。

「試験に合格して終わり」ではなく、
「合格が始まり」のこの資格。

5年間に既定の単位を取得しなければ
なりません。

抄録を見ると、興味深い発表がいっぱい。

これだけ認知症ケアに真剣に取り組んでいる
人がいるんだな~

刺激を受けて来ようと思います。  


Posted by まるこ♪  at 20:18Comments(0)講座・研修

2011年06月28日

笑福会交流会&研修会



6月24日(金)、25日(土)、26日(日)と3日連続して
お勉強をしました。

24日は、笑福会(わらふくかい)関西支部のオフ会

兵庫県在住の笑福会メンバーが中心に集まり、
神戸シェラトンホテルでお洒落にランチをしました。

ケアマネさん、看護師さん、介護士さんと
いろいろな顔ぶれがそろいましたが、ただの
愚痴こぼし大会ではなくて、こんなことが
できないかな? こんなことやってみたいな?と
前向きな意見交換ができました。


25日は、大阪で開催された「ケアレク大会2011」
というもので、一般の研修でしたが、笑福会の
メンバーと一緒に参加してきました。

中・重度の認知症の方も楽しめるレクとは?

そのような大テーマがあって、4人の講師の講座を
3コマ受講することができました。

すごい!と思ったのは、奥田裕子先生。

http://wakuwaku-genkisha.com/waku1/staff/

レクレーションを仕事として、施設を回って
いらっしゃると話をされていましたが、
本当にレクのプロ!という印象を受けました。

認知症の方々に効果のあることを解説し、
それをもとにレクレーションを行っている。

理論と実践。当たり前だけど当たり前のことが
できていない職場のレクを思い浮かべながら、
こんなレクをしてみたいと思いました。


26日は、私は直接参加していませんでしたが、
川崎で笑福会のメンバーが集まって、研修をしました。

それをなんとライブ中継。ツイッターでこちらの
意見や質問も受けてもらえるという画期的な手法でした。

あいにく私はじっとPCの前に座っている訳にいかず、
結局、あとから録画を見ましたが、なんともすごい講座
でした。

参加していた、笑福メンバーのきんさんが、そのまとめを
書いてくれていますので、貼っておきます。

http://kintokaigo.seesaa.net/article/212155891.html


私は、ずっと感じていました、哲学を持たずに仕事を
している人が多いことを。

私はまだ介護職5年で、学校にも行っていないので、
それを知らないのだと思い込んでいましたが、実は
「介護哲学」というものは、日本ではあまり語られて
こなかったようです。

きんさんの「まとめ」を読んで納得しました。


そんなこんなで、この週末は笑福(わらふく)がらみの
とってもためになる時間を過ごしました。  


Posted by まるこ♪  at 10:27Comments(0)講座・研修

2011年03月05日

住み慣れた地域でその人らしくくらす



3月4日、兵庫県立西播磨リハビリテーション
センターと西播磨認知症疾患医療センターの
主催で「認知症ケアセミナー」が開催され、
参加してきました。

「住み慣れた地域でその人らしく暮らす」

厚労省の認知症キャラバンのキャンペーン
(認知症サポーター養成)とともに、最近、
このテーマの講座が増えてきています。

実際問題、医療や福祉施設に任せるだけでは
今後の認知症患者の増加に対応できないと
予想されているのだと思いますし、また
介護家族にとって地域の理解は不可欠なのだと
思っています。


基調講演「認知症しあわせ計画」

兵庫県立リハビリテーション西播磨病院診療部長
認知症疾患医療センター長 柿木 達也先生

「認知症しあわせ計画」というのは、2005年に
但馬で提案された「地域で認知症高齢者を
支える仕組み作り」で出されたプランのようですが、
以下は2011年版の認知症しあわせ計画

 1【予防】
   地域の自律的勉強会・健康増進活動・
   ボランティア活動への取り組み

 2【気づき】
   早期発見、早期対応

 3【つながり】
   専門職との連携、医療・保健・介護・福祉の連携

 4【見守り】と【ささえ】
   地域で自分らしい人生を送る



また医療的側面から「ある論文」で発表された
認知症予防に効果がある脳トレ、効果がない脳トレが
紹介されたのですが、「単純作業」的な脳トレは
どうやら効果がなく「論理的思考が必要なもの」
「感情や感動が伴うもの」に効果があるようです。


実践報告①「地域を支える『つどい場』の役割」

ひらのあんしんすこやかセンター
主任介護支援専門員 菊池 寛和氏

こちらは、地域住民と包括支援センターが一緒に
運営している「つどい場」のお話。

このような「場」を運営されるにあたり、
いい面と問題点などの話がありました。

人が集うことで会話が生まれ、本音が語られたり、
また認知症のある方にとっても人との交流が
いいのだけれど、場所の問題、お手伝いする方の
負担など問題点が挙げられました。

これは、つどい場に限らず、地域の行事などでも
起こる問題。それをどうしていくか、というのが
皆さん知りたいところだと思います。


実践報告②「私たちのケア、合い言葉“元気”」

村いちばんの元気者管理者 原田千恵美氏ほか

グループホームの取り組みです。

広くて開放的な敷地を利用して、ご家族、地域の方々
との交流を積極的に行っています。

今、小4で福祉の学習があるようで、職員さんが
認知症のことをお話に行ったり、それをきっかけに
学校帰りの子供たちが遊びに来たりしているようです。


実践報告③「地域でつなぐおおのわ」

小規模多機能ホームさくらホーム おおの家
管理者 片岡 昭子氏

こちらは高齢者率45%の地域にある小規模多機能型
ホームとして、利用者さんのためというよりも、
地域全体を対象に高齢者福祉を考え、地域のニーズに
応えるための取り組みをされています。

実践報告②のグループホームのような取り組みのほかに、
「おばんざい」という夕ご飯のおかずを低価格で
販売することを始めたり、敷地で食べ物を地域の方々に
食べ物をふるまう取り組みをしたり、ワンコインで
草むしりや買い物のお手伝いを引き受けたり・・・と
様々な取り組みをされています。

調理師さんがスタッフに多いということもありますが、
地域のニーズに合わせるという、いちばん「実」に
あった取り組みをされていると思います。

が、施設スタッフの協力、持ち出しが不可欠で、
施設の経済力、地域福祉に対する意識の高さ、
そして土地柄がかなり関係しているような気もします。

ただ一度行ってみたいと思いました。  


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2011年02月18日

認知症ケア多職種共同研修会



昨日、市が開催する「認知症ケア多職種共同研修会」
というのに出席してきました。

多職種が集まる研修会は、今回が初めてだそうで、
最初に座長さんから「ぜひ連携を!」という
お話がありました。

この座長さんは、とにかく熱い!
(前菜の前のメインディッシュという感じ)


最初に、包括支援センターの方から「市の
介護保険の現状と認知症対策」について
お話がありました。

こちらは、座長とは対照的なとてもクールな方で、
市の人口の減少と高齢化率の増加など、ちょっと
笑えないお話をさらっとお伝えになりました。

これって、社会問題だと思うのですが、なんで
専門職にしか聞かされないんでしょう。

もっとあなたの生活がヤバいですよ!と
市民に伝えたほうが、認知症支援や福祉の
ことも、飛躍的に前進すると思うんですが・・・

座長の「認知症の人と介護者の心理的理解について」

これはどうやら後半に向けての前振りで、早退
した私は、その後どのような展開になったのかは
分かりません。


私がよかったと思ったのは、「各立場からの
情報提供」

ケアマネ、施設(小規模多機能)、家族

それぞれの立場の方が、認知症ケアに関する話を
され、これこそがまさに多職種共同研修会で
あると感じました。

が、持ち時間は各10分。発表があっても、それに
ついて話題を膨らますということはありません
でした。

それぞれの職種で、何ができて、何ができないのか、
どんなことを考え、どんなことを連携してほしいのか、
そういうことを共有しないと話が進まないんじゃ
ないですかね~


午後は、認知症専門医の講義。

この先生のお話は以前も伺ったことがあるけれど、
無駄なく、そして大切なことを大切だと的確に
教えてくださるので、とても好き♪

認知症かどうかを見極めるには「今、何月か」
ということを聞けば分かる。

その他、認知症の原因となる疾患についての
お話をしてくださいました。

先生の講義の最中に私は退出。残念です。



その後、予定では「認知症になっても誰もが
安心して暮らすには」というグループワークが
あったそうですが、どうなったでしょうか?


だぶん「連携」までは行かなかったんじゃ
ないかな~ というのが私の予想。

研修の参加者は、いったいどんな人で、何が
目的で来ているのでしょう。

私の前に座っていたどこかのケアマネさんは、
レポートを職場に提出しなければならないと
講義中、同時にレポートを書いていました。

私はそれでも座長さんの言葉に従って、
同じグループの人と知り合いになる努力を
しましたけど、あまり相手にしてもらえませんでした。

その方の知り合いの方も、午前中に帰って
しまいましたしね~


地域助け合い者の養成講座でも感じたけど、
当事者を含め、支援者の「人」が見えなくて
連携などあり得ないと私は思うのです。

人が見えないところで話し合っても、結局
理想論で終わったり、次に発展していか
なかったりする。

なのに、こんな貴重なチャンスを生かさないのは
もったいないですよとか、あなたが研修に
参加している間、職場では誰かががんばってくれ
ているのだから感謝して、みたいな話をされても
お説教されているみたいで、「ああ、いい研修
だったな~」と満足感も達成感も得られないまま
帰るわけです。


私なら、地区ごとに連携すべき人(自治会長や役員、
民生委員、ケアマネ、施設、ボランティア、
介護家族、商店主など)を集め(音頭をとったり、
ファシリテートできるのが市の人だと思う)、
その地域での問題点を挙げ、その具体的な対策を
考えるようにするかな。  


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