2010年01月30日
認知症フォーラム@神戸
NHK神戸放送局などが主催をする
認知症フォーラムが開催されます
認知症の医療やケアの最新情報を
勉強しましょう♪
認知症フォーラム
「あきらめない~最新医療と社会の支え~」
2月13日(土)午後1時半~4時
神戸文化ホール 中ホール
定員 700人
参加費 無料♪(ありがたや~)
ただし、電話、ファックス、メールでの
申し込みが必要です。
2月1日締切り!(急いでね)
詳しくはこちら
http://www.npwo.or.jp/info/2009/post_86.html
2010年01月29日
認知症ケア専門士
2010年01月29日
要注意!季節の変わり目
もうすぐ節分。春です。
2月ぐらいになると気分が高揚する
人を時々見かけます。
認知症の方も何かを感じておられるのか、
そわそわ落ち着きがなくなることが
あります。
デイサービスに来られる方が、晩に
徘徊をして、どこかで保護された
という話を聞きました。
本人は何事もなかったかのように
施設に来ていましたが、やはりいつも
より落ち着きがありません。
「もう行かなくては」と帰ろうと
されるので、あれこれ理由をつけ
留まるよう職員に説得されています。
ご本人としては「何か変な気分」なの
でしょう。
トイレかな? そう思ってトイレに
誘ってみました。
「もう帰るんですよね。そんなら帰る前に
トイレ行っておきましょうか」
帰ることを前提に話をすると拒否もなく
トイレに行ってくれます。
用を済ませて戻ってくると何事もなかった
ように落ち着かれました。
その日は、何度か様子がおかしいことが
ありましたけど、すべてトイレで解決。
季節の変わり目は、いつもと違う行動が
見られるかもしれませんので、介護者側も
その心構えが必要だと思います。
2010年01月28日
若年性認知症のCM
映画「私の頭の中の消しゴム」などでも
話題になった「若年性認知症」
64歳の以下の人がなる認知症を称して
そう呼びます。
厚生労働省がCMを作りました。
http://www.youtube.com/watch?v=E75FeNBvzkQ
2010年01月28日
ワープ
デイサービスに認知症を患っている
義和さん(仮名)という方がおられます。
たぶん自分のいる場所も世話をする
スタッフのことも全く分かっていないと
思うのですが、デイサービスに来られると
本をじーっと見ていたり(文章を読んでは
いないように思います)施設内を見まわ
したりして1日過ごしています。
季節の変わり目じゃないかと思いますが、
時々、今この瞬間から離れ、どこか違う
時代にいらっしゃることがあります。
義和「こんなことしちゃいられない」
(突然、そう言って立ち上がる)
私 「何かあったんですか?」
義和「わしは、家に帰らないといけないんじゃ」
私 「はー。お家はどちら?」
義和「大阪なんじゃが、わしは家を出てきて
しまったから、親か怒っているかもしれない。
困ったなぁ」
私 「それは大変。私、電話で聞いてみましょうか」
義和「電話? あんたが聞いてくれるのか?」
私 「はい」
義和「それはありがたい」
私 「じゃ、ちょっとここに座って待ってて
くださいね」
(席をはずして、また戻ってくる)
私 「今、電話しましたが、お母さん怒って
いなかったですよ」
義和「怒っていなかったか」
私 「義和さん、私があとで駅まで送りますから
もう少しここで待っててもらえますか」
義和「あんたが送ってくれる?
いやー、ありがと、ありがと」
その後、義和さんは帰る時間まで落ち着いて
過ごしていました。
嘘をついて感謝されるという罪悪感はありますが、
時々、いっしょに時間旅行を楽しんでいます。
義和さんが言っていることは過去に本当にあった
ことなのかどうなのかは知る由もありませんが、
とにかくご本人の不安感がそういう「ストーリー」
となって現われるのでしょう。
「もうご両親は亡くなられましたよ」とか
「何言ってるんですか!」「まだ帰る時間じゃ
ないですよ」などと否定したり、叱責したりすると
不安感や混乱がさらに増すので、とりあえず相手に
合わせることがケアのコツだと思います。
2010年01月26日
問題行動
私の今年の目標は「認知症ケア専門士」に
なること。
今、テキストを少しずつ勉強しています。
今日読んだところで、改めて納得したことが
ありました。
施設などで認知症の方がうろうろと歩きまわったり、
帰ると言い出したりして、職員を困らせることが
あります。
そういうことを「問題行動」って言うんですが、
問題視しているのは介護する側の視点だと
本に書いてありました。
ほんとその通りですね。無意識に「問題行動」
という言葉を使っていたことを反省しました。
認知症の方にはきちんと理由があって、行動を
起こしているのです。
ある人は、会社に行こうとしている。またある人は
晩ご飯の買い物に、そしてある人は、今いる場所に
知り合いもなく居心地が悪いと感じて・・・・
その気持ちに共感することが大切で、そこから
必要なケアがおのずと見えてくる、そんな内容の
ことが書いてありました。
「こちらの都合」はNGです。
2010年01月26日
認知症ライフパートナー
昨年12月13日に第2回認知症ライフパートナー
検定試験という試験を受けました。
そして昨日、合格通知がきました~!
これを機にもっともっと認知症のことを学びたいと
思いますし、同じように認知症の勉強をされている方や
認知症の患者さん、そしてご家族とつながりたいと思い、
このブログをスタートさせました。
この認知症ライフパートナーという試験は、日本認知症
コミュニケーション協議会が実施している民間の資格試験ですが、
認知症の患者さんとどうかかわったらいいか、ご家族の支援を
どうしたらいいか、ということを基礎から学ぶことができました。
まず認知症を知る、認知症ケアを知るという点では、
公式テキストお勧めです♪
今回(第2回)の試験は「基礎検定」で
受験者数 1,371人
合格者 854人
合格率 62.5%
2010年は、「基礎検定」と「応用検定」が8月22日(日)に
行われます。