2010年02月02日

高齢者ドライバーと認知症



高齢者の自動車事故が増加傾向にあり、
現在、70歳以上のドライバーが免許更新を
するとき「高齢者講習」があり、また
75歳以上のドライバーはその前に「講習予備検査」
という、簡単な認知症の検査が行われています。

http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg2593.html

1月31日、東京で開かれた「認知症高齢者とまちづくり」を
テーマにしたシンポジウムで講演をされた昭和大医学部の
三村將先生によると、現在65歳以上の高齢者ドライバーが
約1000万人に達し、そのうち約200万人に認知機能の
低下が見られ、さらに10万~20万人は認知症を発症している
可能性があるということです。

都会なら車がなくても生活できますが、地方はそういう
わけにはいきません。が、認知症を発症しながら車を
運転するのはとても危険です。

免許を単に高齢者から取り上げるのではなく、「足」の
代わりになる交通手段を整備していくことも必要では
ないでしょうか。  


Posted by まるこ♪  at 07:59Comments(0)制度・法律