2010年03月05日

認知症ケアにおける社会資源



昨日、願書と一緒に今年1月の改訂された
公式テキストが届きました。

社会資源とは「ソーシャル・ニーズを
充足するために動員される施設・設備、
資金や物資、さらに集団や個人の有する
知識や技術を総称していう」と書いて
あります。

社会資源には、フォーマルな資源と
インフォーマルな資源があり、インフォーマル
な資源を活用することが認知症の人の生活の
室を高めるとも書いてありました。

近所の有志で作った私たちの会は、まさに
そのインフォーマルな社会資源になろうと
立ちあがりましたが、テキストには、フォーマル
な社会資源に多くのページが割かれていて、
ちょっと期待はずれです。

テキストには、民生委員の役割が紹介されて
いましたが、実際、地域で暮らしていて、
民生委員の活動が見えてこないし、民生委員が
近所にいるという安心感さえ得ることが
できません。

また私たちのボランティア活動もバッグに
公のものがないと、政治的活動とか宗教的
活動ではないかと遠巻きに見る人もいると
思います。

老いることに不安を感じない地域づくり。

制度を整え、施設を作っていくことも重要ですが、
同時にインフォーマルな社会資源を充実させて
いくことも必要だと思いました。  


Posted by まるこ♪  at 07:31Comments(0)社会資源