2010年05月04日

アルツハイマーに葉酸とVB12



福岡県のお医者さんが、軽症のアルツハイマー病の
患者さんに「葉酸」と「ビタミンB12」を投与し、
認知症の症状が軽減することを実証しました。

ニュース記事によると、もともと「葉酸」と
ビタミンB12」が、アルツハイマー病の
危険因子である「ホモシスチン」(必須アミノ酸の
老廃物)の血中濃度を下げるということは
分かっていたそうですが、実際に患者さんに
投与されたのは初めてだとか。

今回の発表によると、中期の患者さんには効果が
なかったそうですので、アルツハイマー病の
早期発見がますます重要となりそうです。

サプリメントですから、高齢者の方が日常の
健康管理に取り入れてもいいかもしれませんね。


【参考資料】
ビタミンB12は、葉酸を助けて赤血球の
ヘモグロビンを作るもの。

牡蠣、レバーをはじめすべての動物性食品に
含まれますが、海苔など一部を除いて
植物性食品にはほとんど含まれません。

ビタミンB12が不足すると貧血、神経過敏症、
食欲不振などの症状を起こすことがあります。


葉酸は、ビタミンB群の一種で細胞核の中で
遺伝子情報を保存する核酸(DNA、RNA)の合成に
不可欠で、細胞分裂を促します。
またビタミンB12とともに赤血球を形成します。

葉酸は、海苔、枝豆、葉菜類、レバーなどに多く
含まれまれ、不足すると不足すると貧血、胎児や
乳幼児の発育不全を起こすことがあります。
  


Posted by まるこ♪  at 08:59Comments(0)ニュース