2010年09月15日
認知症家族会に行ってきました!
昨日、感動的だったのは、若年性認知症を
発症された「お父さん」本人が来られたこと。
奥さんは、たぶん2回目の家族会の時、
初めて家族会に参加され、(今思うと)
かなり必死な状態で、介護に対する不安を
訴えておられました。
ここ何ヶ月か奥さんを通じて知る「お父さん」は
一体どんな方なんだろうと思っていました。
昨日はにこやかに登場され、知らない人が
大勢いることに一瞬戸惑った表情をされた
ものの、世間とは違う、温かな雰囲気、
自分が受け入れられていることを瞬時に
感じられ、ずっと穏やかに過ごされていました。
奥さんの表情も、初めて現われたときとは
全く違い、今では余裕さえ感じられます。
これが「家族会の力」
若年性認知症の班で話題になったことは、
まだまだ世間では認知症に対する「差別」が
あるということ。
認知症を患うことは、個人の汚点であるかの
ような扱われ方をしている。
世の中の偏見や差別をなくすことも支援者の
大切な役割だと感じました。