2011年01月28日

認知症ケア専門士合格発表!



今日、認知症ケア専門士の合格発表が
ありました。

http://184.73.219.23/d_care/senmonsi/2010/Jsenmonsi.htm

そして。。。


合格しました~♪♪


とりあえず一安心。ほっとしました。


次なる目標に向かって一歩前進といった
ところでしょうか。


認知症ケア専門士は、福祉系の資格としては
珍しい「更新制」の資格です。

医療や福祉の世界は日進月歩。

認知症に関する「常識」が変動していくのですから、
資格があることに甘んじないで、勉強を続けていく
ことが求められています。

5年間で30単位が必要。

すでに合格した人からは、大変だと言う声も
聞かれますが、それが励みになって努力
できるのは間違いありません。

近々、合格通知とともに、認知症ケア専門士の
登録手続きの書類が送られてくることでしょう。


ようやく認知症ケアのプロとしてスタートラインに
立ったところです。

気持ちを引き締めて頑張りたいと思います。
  


Posted by まるこ♪  at 13:21Comments(4)資格

2011年01月26日

ノーマライゼーーション


「ノーマライゼーションの父」
  バンク‐ミケルセン(デンマーク)


必要があってノーマライゼーションの歴史を
まとめていました。

この言葉は知っていましたが、ノーマライゼーションを
唱え、法律を作ったり、社会を変えようとしてきた
先人たちの思いに胸が熱くなります。


写真のバンクーミケルセンはこう言っています。


「ノーマリゼーションとは『正常なこと(normality)』を
意味するのではない。精神遅滞の人が正常(normal)
でないのなら、だれが正常なのか?正常(normality)
であることは何か、そして、平均的人間でありたくない
としている人々への理解が深まっているときに、
いったい誰が『正常(normal)』でありたいと思うのか?

ノーマリゼーションとは精神遅滞の人々の住居、教育、
労働、余暇の条件をノーマル(normal)にすることを意味している。
またそれは他のすべての市民が保持している法律的、
人間的な諸権利を彼らにもたらすことを意味している。」



もともとは「知的障がい者」の差別をなくすこと
から生まれた考えです。

が、病を抱え、世の中で生活することが困難になった
認知症の方々の尊厳を守るために、あらためて
ノーマライゼーションの理念を振り返っています。


アメリカのヴォルフェンスベルガーは、社会のもつ
「知的障がい」のイメージを高めること、そして
社会的役割を実現させることを唱えました。


 認知症のイメージを高める

  そして

 社会的役割を実現させる


目標が具体的になりました。





  


Posted by まるこ♪  at 08:23Comments(0)紹介

2011年01月25日

認知症は「精神障害」か?



私がチェックしている、奥さんを介護されている
スリブリさんのブログ「若年性アルツハイマー
介護日記」で、スリブリさんが問題提起を
されています。

http://suriburi.blog37.fc2.com/blog-date-20110124.html


みなさんは、どう思われますか?


多くの方が、お父さん(ご主人)はお父さんであるし、
お母さん(奥様)はお母さんだと思います。


公的な制度を利用する権利と引き換えに、配偶者が、
父母が、「精神障害」と言われることに対し、
少なからず侮辱された気持ちになりかもしれません。

そもそも「精神」とは「心」であって、心の病を
「精神の障害」と呼ぶのも問題がありますね。

あなたの心はどれだけ正常なんですか?と
聞いてみたくなります。

それはさておき、認知症は脳の病とされているのに、
なぜ「精神障害」なんでしょう。改めて疑問に
感じます。


認知症はかつて「痴呆」と呼ばれていましたが、
「痴呆」でなくなった歴史があります。


「精神障害」という呼び方は、私たちの力で
変えられるかもしれない。


実際に、介護されているご家族の気持ちが
知りたいです。  


Posted by まるこ♪  at 07:20Comments(3)若年性認知症

2011年01月22日

『認知症と診断されたあなたへ』



「認知症ゼミ」をすると決心して、何をテキストに
するか、いろいろと悩んでいます。

特に最初のテキストとなる本だから、もし
途中、ゼミに来られなくなってしまっても、
手元にあるといいなと思う本を選びたいと
思っています。


認知症サポーターを養成する立場の方で、認知症
ケア専門士試験の面接官などをされている方からの
ご推薦は、『認知症と診断されたあなたへ』
(小沢勲/編著 黒川由紀子/編著、医学書院)


目次はこんな感じです。

 認知症をかかえるあなたへのメッセージ(小澤 勲)
 1 認知症って何?
 2 認知症は、めずらしい特別な病気なのでしょうか?
 3 頭を使わず、怠けていたせいで認知症になったのでしょうか?
 4 認知症は遺伝するのでしょうか?
 5 将来、どうなってしまうのか心配です。
 6 寿命は短くなるのですか?
 7 もの忘れがひどくなってきて、とても不自由です。
 8 もの忘れのほかに、どのような不自由があるのでしょう。
 9 いつまで一人暮らしができます。


読者の感想などを読むと、評価は高いですね。

今朝、さっそく本を注文してみました。  


Posted by まるこ♪  at 08:38Comments(0)参考文献

2011年01月21日

ばばさんの怪我



1月4日に紹介した「Nyankoの手」という
ブログ。 以来毎日読んでいます。

昨日はとてもびっくりしました。

ばばさんが、親指を怪我してしまい、
Nyankoさんは自分の不注意を悔んで
いました。

http://blog.goo.ne.jp/nyankohand


判断力が低下するということは、同様の
事故が起きる可能性もあります。

それは、家庭であっても、施設であっても。

  


Posted by まるこ♪  at 17:29Comments(0)出来事

2011年01月20日

【案】はこべら認知症ゼミ


『認知症治療28の満足-後悔しないためのベストの選択』
 河野和彦著(女子栄養大学出版部)


独身時代、指導教官の書斎に憧れ、自宅に
図書館のようなスペースを持ちたいと思い、
とにかく本はよく買った。

けれども結婚で自宅を離れることになって
いちばん邪魔になったのはその本たち。

かなり処分したけれど、今もだいぶ実家に
残してきた。

そんな反省もあり、結婚後は極力本は買わず、
なるべく図書館で借りて読もうと思っていたが、
こと認知症の本となるとやはり手元に置きたくなり、
最近はまだ読めていない本も増えてきた。

読みたいのに、本に集中できる時間が作れない。

主な原因は自分の「なまけ」なのだけど、
何冊かの本が「早く読んでくれー」と待って
いるような気がする。

そんなプレッシャーから妙案が閃いた。

大学のゼミのように、テキストにした本を
複数の人と講読する。


今、認知症サポーターが「地域助け合い者」
として、どう地域で活動するかを模索している。
(と思う)

サポーターが、いきなり他人の生活に入りこむ
ことはとても難しいし、勇気のいること。

それならば、ワンクッションおいて、
自分自身の学習として、また家族の方の
学習として(認知症を患う家族がいることを
話してもよし、秘密にしてもよし)、
そして認知症を心配する人が学ぶのもよし、
単純に「認知症」という共通のテーマで
人が集い、それについて自由に意見を述べたり、
質問したり、答えたり、そんな関係が作れることが
理想ではないか、そんなことを思い始めた。


私には読みたい本が何冊かあり、「なまけ」を
克服する理由にもなる。

Twitterでつぶやいたら、ケアマネをされている
方からもいい考えだと励まされた。

考えれば、考えるほど、いい面しか見えてこない
(自画自賛!)


もうやるしかないね(笑)  


Posted by まるこ♪  at 12:19Comments(0)学習

2011年01月18日

認知症ライフパートナー応用検定



私の2011年の目標は、認知症ライフパートナーの
応用検定の受験です。

基礎検定は、一昨年、認知症ケア専門士の模試的な
位置づけで受験してみました。

認知症ライフパートナー試験の面白い点は、
認知症のある方を対象にしたいろいろな
アクティビティが具体的に学べること。

認知症ケア専門士が研究寄りとしたら、ライフ
パートナーは実践寄りで、もちろん両方の
知識が必要ですが、明日の仕事にすぐに役に
立つと勉強をするなら、ライフパートナーかなと
思っています。

まだテキストを買っただけで開いていないのですが、
今日の「認知症サポーター養成講座」に触発されて
そろそろテキストを読み始めようかなという
気持ちになりました。  


Posted by まるこ♪  at 19:50Comments(2)学習

2011年01月18日

認知症サポーター養成講座



夕方6時から近所で「認知症サポーター養成講座」が
開催されました。

そこに私が勤める施設の職員も10数人参加し、
一生懸命話を聞いていました。

施設職員であっても、実は無資格で、昨日まで
普通の主婦だった方もいます。
(すべての施設がそうではないですが、うちの
施設はそれを認めています)

受講の様子を見ていると、やはり常日頃、
認知症のある利用者さんの帰宅願望や
入浴の拒否にどう対応していいか迷っていたようで、
メモを取りながらとても熱心に受講していました。

利用者さんは認知症のある方ばかりではありませんが、
それでも職員が認知症という病を正しく理解している
ことは必須だと思います。

認知症を知れば知るほど、ケアに応用力がついてきます。


認知症サポーター養成講座の内容は、まだまだ入口ですが、
これを機に、もっと認知症を学んでほしいですし、
今日学んだことを明日からの業務に生かしてほしい
そう願っています。
  


Posted by まるこ♪  at 19:42Comments(0)認知症サポーター

2011年01月16日

地域助け合い者同窓会開催




雪ですね~

「認知症者地域助け合い者」の講座を
受けられた方々に同窓会のご案内を
郵送しました。

1日、1、2件の申し込みが入って
います。

皆さんの「やる気」が嬉しいです。


でも「やる気」があってもどこに向かって
いいか分からなかったり、ノウハウが
なかったりして、行動までにはなかなか
移せないんですよね。

「タイガーマスク運動」なんていい例です。

 あ、そうすればいいのか!

そう思ったから、全国的に広がりを見せた。


行動を起こしてもらうためには、仕掛けが
必要なんだと思います。  


Posted by まるこ♪  at 10:00Comments(0)認知症サポーター

2011年01月11日

加古川元気会に行ってきました


[若年性認知症班で紹介されたエリザベス・マッキンレー著
『認知症のスピリチュアルケア こころのワークブック』]



今日は今年最初の家族会でした。

このブログの読者でコメントをくださった
みんみんさんをお誘いしての参加でした。

会の最初に、107歳の方がついたというお餅の
入ったお汁粉をいただき、そしていつもの
ように全員で歌を歌ってから会が始まりました。

若年性認知症を患っているMさんが前に立ち、
参加者のみなさんをリードしてくださいます。

そのあとはミニ講座。

今日は、グループホームで認知症ケアの
お仕事をされている方のお話。

認知症サポーターを養成するキャラバンメイト
でもあるそうです。

家族だけの介護には限界があり、地域で介護する
ことの重要性をおっしゃっていました。

家族が認知症であることをオープンにすること。
そこから支援が得られるというお話も。

これは信濃毎日新聞取材班の提言とも共通します。

今の世の中は「認知症」という「烙印」を押されてしまい、
個人が忘れさられてしまっている。

認知症になってしまってもできることがあるのだ。

できることを探し「生きていてよかった」と思える瞬間を
作ること。それが介護職の役割であるというお話も
されていました。

本当にそう思います。


そしてグループに分かれてのお話。

みなさん、それぞれのお正月を過ごされていた
ようですが、歌唱指導のMさん、年末にお孫さんが
生まれて、「孫」という歌を新しく覚えることを
され、とても意欲的なんだそうです。


今日もとても勉強になりました。
  


Posted by まるこ♪  at 20:01Comments(0)家族支援

2011年01月09日

若年性認知症ハンドブック



今日7時のNHKニュースで紹介されていたので
インターネットで探してみました。

ビンゴです(笑)


東京都福祉保健局が作成した
「若年性認知症ハンドブック
-職場における若年性認知症の人への支援のために」

http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2010/12/DATA/20kc3300.pdf#search=

全部で63ページあります。


第1章 若年性認知症に関する基礎知識

第2章 早期発見、早期診断、早期治療の重要性

第3章 企業と産業医の連携による支援が
    行われた事例・行われなかった事例

第4章 早期発見、早期診断、早期治療に
    結び付けるために

第5章 就労時の支援

第6章 退職後に利用できる制度

第7章 相談窓口やインターネットサイトの紹介  


Posted by まるこ♪  at 20:15Comments(4)若年性認知症

2011年01月08日

今日の成美さん



年が明けて、今日は久しぶりに成美さん(仮名)と
あった。

私が出勤すると、成美さんは玄関横にある
台所でお皿洗いを手伝っていた。

落ち着かなかったのかな?と思う。

とっさに「成美さん、ありがとう」じゃなく、
成美さんのお宅に遊びにきたように
「お邪魔します」と挨拶をしてみた。

成美さんからは「いらっしゃい」という返事。


その後、成美さんは他の利用者さんと一緒に
干支のぬりえをされた。

ぬりえには「様」と名前が記入できるように
なっているので、成美さんに名前を書くよう
促してみた。

書かない。

もう一度、言ってみる。

そうしたら「あんた、書いて」と言われ、
名前をどう書くか思い出せないのかな?と
推測し、メモ用紙に成美さんのフルネームを
書いた。

そうや、そうや。


思い出したのか、それとも私が書いたものに
ついて正しいと言っているのかは分からない。

結局、成美さんは自分では名前を書かなかった。


3時。おやつの時間。

今日は私は成美さんを中心に関わっていた。

気配りをよくされる成美さんは、私に「あんたも
食べて」と自分のおやつを半分分けてくれた。

見ると、コーヒーの中にようかんが半分浮いていた。

ようかんを認識していない。


とりあえず、成美さんの見えないところで
ようかんを取り出し、コーヒーを戻すと
残りのようかんもコーヒーに入れようとされた。

「成美さん、それは直接食べたほうが美味しいですよ」

「そうか?」そう言って、成美さんはようかんを
召し上がった。


送りの車に乗る時、成美さんは「うちにいる」と
言って乗車拒否をされた。

今日は、施設はご自宅だったのだと理解した。


3分ぐらい車のドアを開けたまま、車に乗るよう
職員が説得を続け、ようやく乗っていただけた。


成美さんはこれまでも認知症の症状が見られたけど、
今日ほどは顕著ではなかった。

しばらく成美さんから目が離せない。

  


Posted by まるこ♪  at 18:28Comments(0)症状

2011年01月07日

認知症対応社会への提言



『認知症と長寿社会 笑顔のままで』
  信濃毎日新聞取材班・講談社現代新書2079
   初版:2010年11月20日 760円


ある方が紹介されていて、お正月休みに
購入しました。

2010年1月から6月まで信濃毎日新聞社会面で
77回にわたって連載されたルポルタージュ。

紹介された方々はすべて実名で記されている。


   直前の記憶が分からなくなっていく不安は、
  迷子のような心細さかもしれない。いら立ちは、
  不自由を強いられ、自尊心が傷つき、怒りの
  やり場がないためかもしれない。周囲との摩擦を
  避けようと、感情を心の底に沈めているかもしれ
  ない。それなのに、私たちは冷たい視線を向けては
  いないだろうか。(pp3-4)
   



加古川の家族会に参加し、ご家族の心の叫びを伺うように
なって、世間は「認知症」という病に詳しくなってきたが、
結果「あんなふうにはなりたくない」という差別や偏見を
もっただけで、認知症を患っている方や家族を理解しようと
していないことを強く感じています。


認知症になっても安心して暮らすために、社会は
どのようになっていかなければならないのか、
ということは、あまり議論されていない。


『認知症と長寿社会 笑顔のままで』の最後に、
取材班から「『笑顔のままで暮らせる長寿社会』に
向けた議論の小さなたたき台に」と、提言が書かれている。


認知症対応社会に向けた8つの提言

①隠さずに済む社会へ踏み出そう

②断る施設をゼロに

③要介護認定を大幅に見直せ

④情報提供や支援の地域拠点を

⑤介護職に教育と支援を

⑥かかりつけ医にもっと対応力を

⑦社会とつながり続ける環境を整えよう

⑧介護の公費負担引き上げ議論を
  


Posted by まるこ♪  at 18:56Comments(0)参考文献

2011年01月07日

家族支援に向けて①



昨年のクリスマスイブの日、地域包括支援
センターの認知症担当の職員さんに市の
「認知症の人と家族の会」発足について話を
聞いていただきました。

そこで私が理解したことは、

・社会福祉協議会にできた「介護家族の会」は、
 実は地域包括支援センターの依頼で再開され
 (以前もあったが中断していた) 事実上、
 市の「認知症の人と家族の会」の位置づけに
 あること。

・よって、市民による会が発足した場合、
 地域包括支援センターは協力や助言はしても
 指揮をとったり、導いたりはしない。


2時間ほど話して、コトの進め方が違うのかな?
という印象を受けました。

私は、市におんぶに抱っこをするつもりはないけれど、
市は政策なり、実際困られている家族の情報が
あるはずで「それなら民間にはこういうものを
期待したい」という具体的な方向性を示してほしかった
のです。

仲間を集めるにしても、具体的なものがあって
初めて声かけができると私は思ったのですが、
そこをいつまでも議論しても仕方がないので、
私のほうが考えを改めました。

結論。

現時点で私のすべきことは、

・社協の「介護家族の会」を知ること

・「認知症者地域助け合い者養成講座」の修了生から
 一緒に活動してもらえる仲間を探すこと


とうことで、「同窓会」の開催を呼び掛ける
ことになりました。

それをしてほしいなら、ズバリ言ってくれたら
いいのに、2時間もかけてそこに仕向けられた感が
あります。ま、いいけど・・・

そして、会場の手配が済み、案内文の添削を
していただいて、認知症者地域助け合い者養成講座を
修了した方々へ発送する運びとなりました。ふぅ。

あくまでも、私の決断でみなさんに呼び掛けるんで、
封筒も便せんも、印刷も、切手代も、会場代もみんな

自腹きりました!

いいんですよ。私がしたいことなんですから・・・
(と言いながら、ブログに書いてるけどね)


私は、行政には媚びません!

協働するには、対等な立場でと思っています!

では、投函してきます!  


Posted by まるこ♪  at 12:49Comments(0)家族支援

2011年01月04日

Nyankoさんと「ばば」さん



お正月休みに、パソコンの「お気に入り」に
保存してあるものを確認していたら、
「認知症」のフォルダの、あるブログに
気づきました。
 

「Nyankoの手」というブログ

  http://blog.goo.ne.jp/nyankohand


Nyankoさんが、認知症を患っている
お母さんの「ばば」さんの発言や行動を、
たくさんの写真を入れて記録されています。

一瞬ドキっとする表現や写真もありますが、
その正直な感情は、お母さんへの深い愛情
そのものです。

Nyankoさんは、介護の合間に趣味で(?)手作りの
バッグを作られ、その写真もアップされて
いますが、とてもお上手です。

「ばば」さんは、徹夜で起きていることも
あるようですが、Nyankoさんが、そんな
気晴らしをされているのを知ると
読んでいる私もほっとしたり。


ブログは2009年の2月からほぼ毎日の
ように綴られていますが、昨日、最初から
最後まで一気に読破しました!


施設職員として、そして近い将来親を介護
する者として「記録」のあり方を考えさせ
られました。

それにしても、Nyankoさんは常にカメラを
持っているのかしら?  


Posted by まるこ♪  at 07:46Comments(0)紹介

2011年01月02日

理由を考える



新しい年が始まりました。

私がなかなか実家(横浜)に行けないので、
この年末年始は両親がうちにやって
きています。

母親は、80を過ぎていますが元気です。

娘を手伝おうと、勝手の違う台所を
うろうろして、私に叱られます。


母の行動を見ながら、先日の成美さんの
ことを思い出しました。


成美さんの帰宅願望が現われたのは、
もち花を作ってから。

そう。

働き者で、家の商売を切り盛りしていた
成美さんは「お正月」の準備をしなければ
と思ったのではないか。

自覚はないかもしれません。


だけど、もち花を作りながら、あ~、
買い物に行かなきゃ、掃除をしなきゃ
お節料理を作らなきゃ、そういう
「慌ただしい感覚」が蘇り、一刻も早く
家に帰らないと、という気持ちになった
のではないか。


そんなことを、母を見て思いました。  


Posted by まるこ♪  at 12:30Comments(2)症状