2011年05月04日

学習ノート5.4

第3章 認知症の予防と対応

1 認知症予防の研究と課題

(1)認知症予防の根拠

 ①疾患別の予防

 ・脳血管性認知症の予防

   脳血管障害の原因疾患
    脳梗塞、血栓症、脳塞栓症、脳出血、くも膜下出血など

   リスクファクターを予防、抑制する
    運動、肥満、食塩の摂取、飲酒、喫煙の生活習慣、高血圧症
    脂質異常症(高脂血症)、糖尿病や心疾患


 ・アルツハイマー型認知症

   危険因子
    遺伝子的因子、環境因子(環境の影響のほうが大きい


 ②認知症と食べ物

  アルツハイマー型認知症の食習慣
   魚の摂取・・・1日1回以上食べる人より食べない人が危険が5倍
          エイコサペンタエン酸(EPA)
          ドコサヘキサエン酸(DHA)  
   
   野菜や果物の摂取・・・ビタミンEの摂取量が多い人は少ない人の3割発症
             ビタミンE、ビタミンC、ベータカロテン   
   赤ワインの摂取・・・週1回以上飲む人は飲まない人の半分 
            ポリフェノール


 ③認知症と知的活動

   文章を読む、知的なゲーム(チェス、トランプ)、楽器の演奏、ダンス

   よくする人とほとんどしない人 危険度は0.24~0.65低い

   アルツハイマー型認知症は、対人的接触頻度も関わる
   閉じこもりがちな人は、発症危険度が8倍  



           


Posted by まるこ♪  at 07:58Comments(0)試験勉強