2010年04月13日

素敵な家族会

素敵な家族会

家族会行ってきました!

正確な人数が分かりませんが、30人以上
集まっていたと思います。

会長さんご自身も認知症の奥様の介護を
されている方で、「家族会」ですから
ご主人や奥さんを介護されている方、
お父さんお母さんを介護されている方が
多く、そして認知症だと宣告された方ご自身と
そのご家族も来られていました。

他に、社会福祉士さんやカウンセラー、
介護相談員などの専門家や私のように
自分の地域を意識して参加されている方も
いました。

前半のほとんどは自己紹介。人の数だけ
想いもあります。

介護されているご家族の言葉を直接伺うのは
初めてで、「認知症の家族にイラついてしまう」
「だけど今日は元気をもらって、優しくしたい」
そう語られる言葉の裏に、介護者にしか分かり
えない心の葛藤を深く感じ、涙がこぼれて
しまいました。

介護を当事者だけの問題にしてはいけない

そう思いながら皆さんのお話を聞いていました。


後半は「高齢者の認知症(65歳以上の認知症)」と
「若年性認知症(64歳以下の認知症)」に分かれて、
話をしました。

私は若年性認知症のグループに入りました。

泣き虫は、そこでもいっぱい泣いてしまいましたが、
心に残ったことを紹介したいと思います。


認知症を発症された方が、認知症である自分を
受け入れた上で「私のできることは何だろう」と
考えられていること。

「できなくなること」に心を奪われるのではなく
「できること」を皆で探し、それをするというのは
とても大切なことだと思います。


リハビリのために書いたり、計算したりすることは
嫌だけど、奥様との交換日記をされていること。

人間、目的がなければやる気が起きないのは
当たり前。 認知症をきっかけにご夫婦の愛情が
さらに深まっている様子がよく分かりました。

これからもいろんなお話を伺いたいと思います。


ご主人の介護をされている方が、会ったこともない
会長さんに電話やメールでとても励まされたと
何度もおっしゃっていました。

きっと一人でがんばっていらしたのですね。

家族会がストレス発散場所になれたらいいですね。
これからは上手にストレスを発散して、認知症と
つきあっていってください。


やはりご主人の介護をされている他の方は、
ある日、ご主人に「最期までしっかり面倒を
みるよ」と言ってあげたら、その日をきっかけに
ご主人はとても明るく、優しくなったそうです。

他の方も「ありがとう」をお互いに言わなあかん
そうおっしゃっていました。

優しい一言が家族の関係をよくしていくんですね。


私は終始、感動のしっぱなしでしたが、認知症の方、
ご家族に求められるサポートについて、もっともっと
考えていきたい、そう思いました。

この会の別名は「加古川元気会」です。

本当に元気と愛情をいっぱいもらいました。

来月は5月11日に開催されます。


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Posted by まるこ♪  at 18:24 │Comments(0)家族支援

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