2011年01月11日
加古川元気会に行ってきました
[若年性認知症班で紹介されたエリザベス・マッキンレー著
『認知症のスピリチュアルケア こころのワークブック』]
今日は今年最初の家族会でした。
このブログの読者でコメントをくださった
みんみんさんをお誘いしての参加でした。
会の最初に、107歳の方がついたというお餅の
入ったお汁粉をいただき、そしていつもの
ように全員で歌を歌ってから会が始まりました。
若年性認知症を患っているMさんが前に立ち、
参加者のみなさんをリードしてくださいます。
そのあとはミニ講座。
今日は、グループホームで認知症ケアの
お仕事をされている方のお話。
認知症サポーターを養成するキャラバンメイト
でもあるそうです。
家族だけの介護には限界があり、地域で介護する
ことの重要性をおっしゃっていました。
家族が認知症であることをオープンにすること。
そこから支援が得られるというお話も。
これは信濃毎日新聞取材班の提言とも共通します。
今の世の中は「認知症」という「烙印」を押されてしまい、
個人が忘れさられてしまっている。
認知症になってしまってもできることがあるのだ。
できることを探し「生きていてよかった」と思える瞬間を
作ること。それが介護職の役割であるというお話も
されていました。
本当にそう思います。
そしてグループに分かれてのお話。
みなさん、それぞれのお正月を過ごされていた
ようですが、歌唱指導のMさん、年末にお孫さんが
生まれて、「孫」という歌を新しく覚えることを
され、とても意欲的なんだそうです。
今日もとても勉強になりました。
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