2011年03月31日

笑福会チャリティーTシャツ



笑福会のチャリティーTシャツを販売します。

ご協力をお願いします。

http://warafuku.cart.fc2.com/


【説明(コピー)】
注文していただいた分だけ増産していく仕組みで、
そして枚数が多ければ多いほど安くなります。

3/31現在、すでに30枚以上の注文があり、値段が1,550円になっています。

Tシャツの文字「Never give up Tohoku」「TEAM WARAFUKU」とあります。


***********

笑福会の東日本大震災のチャリティー企画として出品しております。
こちらの商品は購入した利益全て(650円)を赤十字へと募金させて頂きます。
後日下記サイト内にて募金の報告はさせて頂きます。
http://warafuku.jimdo.com/

※こちらの商品はコピーワークス様のご好意によって格安にて製造していただいております。
http://www.copy-works.jp/


只今の注文数30~39枚なので、
お値段は1,550円


これから注文数が増えて、
40~49枚になると・・・1450円
50~59枚になると・・・1350円
59枚以上では   1250円
(募金額は全て同一@650円寄付になります)

※注文最終は4月末とさせて頂きます。
発送は5月中旬を予定とさせていただきます。

サイズ展開(cm)
SIZE 140cm 150cm 160cm  S  M  L  XL  XXL XXXL
着丈 55   59   62   65  68  71  75  80  83
身巾 40   43   45   48  50  53  58 63  68
袖丈 17   19   20   20  20  21  22  24  25
仕様
素材 綿100%(天竺)

※XXXLサイズは、ホワイト・ブラック・ヘザーグレー・レッド・ネイビー・ロイヤルブルーのみ

  


Posted by まるこ♪  at 21:29Comments(0)災害

2011年03月31日

認知症ライフパートナー検定試験 2011



このブログを書き始めたのは、認知症ライフパートナーの
試験に合格したのがきっかけでした。

この検定試験、「基礎検定」と「応用検定」があり、私は
基礎検定に合格しました。

認知症ケア専門士と大きく異なるのは、ライフパートナーが
アクティビティを重視している点。簡単に言えば「○○療法」
というものが多いのですが、一見、お楽しみっぽい活動が
実は認知症のケアにとても有効で、それについて知識を
深めましょう的なのがライフパートナーの試験内容です。

もちろん認知症に関する基本的な知識も学べます。

そして、誰でも受験できるところも大きく違います。
(認知症ケア専門士は、3年以上の実務経験が必要)


で、今年の試験の予定です。申し込みは、明日4月1日~

http://www.jadecc.jp/license/guideline.html  


Posted by まるこ♪  at 07:16Comments(0)資格

2011年03月29日

福祉避難所



NHK教育の「福祉ネットワーク」が被災地の
高齢者、障がいのある方や介護者の様子を伝える
とともにいろいろな情報を提供してくれました。

そのうちの1つが「福祉避難所」

被災した大勢の方々が集まる避難所で、
高齢者、障がいのある方々がどうされているのか
とても気がかりでしたが、行政に「福祉避難所」
という認識があれば、多少でも助かると思いました。

全国の地方自治体に理解があるかは分かりませんが、
私たちもそれについて知っておかないといけない
でしょう。

松江市
http://www1.city.matsue.shimane.jp/anzen/bousai/engosha/mimamori05.html

福祉避難所設置・運営に関するガイドライン
http://www.pref.mie.lg.jp/WHOKEN/HP/crisismanage/fukushihinanjo_guidelines.pdf#search='福祉避難所'


ちなみに、私の住むたつの市、家族会のある加古川市の
HPの中から「福祉避難所」という言葉は見つかりません
でした。
  


Posted by まるこ♪  at 08:53Comments(0)災害

2011年03月24日

たつの市の家族会に参加しました!



昨年から奇数月に開催されている、たつの市の
家族会にはじめて参加させていただきました。

今日は、第6回だそうです。

といっても、ご家族は5名(うち1名は最近
ご本人がお亡くなりになったそうです)

あとは社協職員1名、包括支援センターから2名、
医療ソーシャルワーカー1名、
認知症キャラバンメイト1名、認知症サポーター1名、
そして私。

現在、介護に悩まれている方4名に対し、8人の
支援者が集まったことになります。

贅沢だ~!


最初は「折り句」で頭の体操をしました。

「さくら」「はるのかぜ」を頭文字にして
俳句や短歌を考えます。


整いました!

 (今日の昼ご飯)
 さにしき
 ぎ煮を乗せて
 んちする


 (春の高校野球を歌いました)
 れ舞台
 ーるを守り
 びのびと
 ん声あびて
 ん力 投球


ま、こんな感じでございます。


その後、ご家族さんが互いに悩みを話したり、それについて
自分の経験を話したり、フリートーキング。


・入院期日が迫ってきたら、そのあとどうしたらいいのか

・嫁の自分にだけ介護の負担があって、情けない気持ちになる

・他地域に住んでいる家族は、口だけ出す(文句ばかり)が
何もしてくれない。

・徘徊の悩み。戸や扉に鍵をつける工夫
 (これについては、ご本人がなぜ徘徊をするのか、という根本の問題を
  解決しないと、鍵をかけて出られなくするというのは、見方によっては
  軟禁状態ではないか?と思いましたが、だれからもコメントなし)



みなさん、悩みを語ってすっきりされたでしょうか・・・


次回は5月。来年度の初回になります。


実際、こんな集いがあることすら知らないご家族がいると
思うのですが、規模を大きくするつもりはないのかな~

市内のデイサービスに協力してもらい、ご家族に案内を届けて
もらうだけでも、救われる人がいるかもしれない。

そんなことを考えます。







  


Posted by まるこ♪  at 18:20Comments(0)家族支援

2011年03月20日

認知症患者のための災害避難の手引き



加古川の認知症家族会の会長さんから5月の会で
行う「ミニ講座」の講師を依頼されました。

私が認知症ケア専門士になったからです。

資格があってもパートで行くデイサービスの
利用者さんのことしか、認知症の方との
関わりはありません。

ケースを知らない専門士です(涙)

しかし、私自身の勉強になるからと会長さんに
強く勧められ、お引き受けしました。


電話では特にテーマはなく、恐らく私が話したい
ことでいいのだけど、少し考えて今、最も
私が関心を持っていること。

災害時の認知症ケアについて勉強しようと
思いました。

ご家族の気持ちになると、今回の災害によって
「備え」と「避難」「避難生活」など、普段の
介護生活のほかに心配事が増えたと思います。

30分に納める内容はまだ決まりませんが、
「災害と認知症ケア」ということをテーマに
して、昨日から資料を集め始めています。

その中の1つ、長崎県認知症高齢者支援ネットワーク
専門委員会が作成した「災害避難の手引
いざという時、備えていますか? 
~備えあれば憂いなし~」というリーフレットを
ご紹介します。

http://www.nagasaki-pref-shakyo.jp/tiikifukushi/info/bougensai/files/saigai_tebiki.pdf  


Posted by まるこ♪  at 16:04Comments(0)災害

2011年03月17日

自閉症関連の防災ハンドブック



NHK教育の「福祉ネットワーク」が連日、
被災されている障がいのある方、子供たち、
高齢者などにスポットをあてた放送をしていて
災害に関する情報が豊富です。

今日は、子供がテーマで、その中で自閉症のある
子供のお母さんからのメールが紹介され、
防災ハンドブックがあることを知りました。


状況をあまり把握できない。自分の症状の
ことが客観的にわからない。

それは認知症のある方とよく似ていると思います。

ハンドブックに災害が起きたとき、起きる前に
役に立つ情報がいっぱいあります。


◆自閉症の人たちのための防災ハンドブック
 自閉症のあなたと家族の方へ

 http://www.autism.or.jp/bousai/bousai-hb-honninkazoku.pdf


◆自閉症の人たちのための防災ハンドブック
 支援をする方へ

 http://www.autism.or.jp/bousai/bousai-hb-siensyayou.pdf

  


Posted by まるこ♪  at 20:58Comments(0)災害

2011年03月17日

笑福会*東日本大震災復興支援委員会



全国の介護関係者がネットを通じてつながった
「笑福会」※が立ち上がりました!

※「笑福会」は「笑わせてなんぼの介護福祉士」
というブログに集まった全国の介護関係者に
よって結成された会です。

http://warahuku.minibird.jp/

17日午後10時にfacebook上で「笑福会*
東日本大震災復興支援委員会」が開かれ、
会長から会議参加の呼び掛けがありました。


笑福会の皆さん、1人1人バラバラでは何も出来ない。
今夜10時にfacebook http://www.facebook.com/warafukukai 
のDiscussion に集まって下さい。

笑福会でなくても書き込みのどこかの「いいね!」に
書き込みをすると話し合いに参加出来ます



全国の介護関係者が被災地の高齢者、障がい者、
介護者たちのためにできる支援について語り合います。  


Posted by まるこ♪  at 12:03Comments(0)災害

2011年03月16日

災害時避難用おんぶ紐



人気ブロガーNyankoさんが、介護している
お母さんのために避難用のおんぶ紐を
買ったと言っていたので、調べてみました。

へー


災害時に避難の難しい方(高齢者、要援護者)を
誰でも1人で簡単、楽々おんぶして避難できる
災害対策用具。

その名も「おんぶ隊プラス」

わー


しくみはこんな感じ。

おー




気になるお値段です!

今回は何もつけずに、9,800円!

9,800円でお届けします!


わー! ぱち、ぱち、ぱち、ぱち

http://item.rakuten.co.jp/happybag/11853/  


Posted by まるこ♪  at 22:08Comments(0)紹介

2011年03月16日

山形の訪問ヘルパーさんから

たつのでも雪がちらついていますが、山形の
介護仲間がTwietteで悲痛の訴えをしてました。


山形この雪の中訪問介護看護は
徒歩自転車で回ってる。

お願いします。福祉従事者へも
ガソリンをお願いします。

もちろん無駄使いはしません。



ヘルパーさんがいるお陰で命が守られている
方が大勢います。

そのヘルパーさんが移動できないと本当に
困るのです。


ドライバーのみなさん、あなたの生活に
車はどうしても必要ですか?

何人かで一緒に車に乗ったり、公共の交通手段を
利用したり、あるいは自転車や徒歩で移動したり、
きっと智恵をしぼったら、資源は節約できるはず。


どうかご協力ください。


  


Posted by まるこ♪  at 12:31Comments(0)災害

2011年03月15日

高齢者に必要な災害への備えと対処



災害時の高齢者のケアに役立つサイトを見つけました。

http://www.coe-cnas.jp/group_senior/manual/manual01/index.html


明日は真冬並みの寒さだということです。

被災地の方々、特に高齢者の方々の健康が心配です。


マニュアルメニュー
■ 災害前の備え-普段から備えておくもの
■ 災害前の備え-安全に、速やかに避難するために
■ 災害前の備え-チェックリスト
■ 災害後の生活-避難所での生活と健康①食事について
■ 災害後の生活-避難所での生活と健康②排泄について
■ 災害後の生活-避難所での生活と健康③清潔について
■ 災害後の生活-避難所での生活と健康④運動量の減少
■ 災害後の生活-避難所での生活と健康⑤健康状態の悪化
■ 災害後の生活-避難所での生活と健康⑥食中毒・感染性胃腸炎
■ 災害後の生活-避難所での生活と健康⑦風邪・肺炎


■ 災害後の生活-避難所での生活と健康⑧静脈血栓症
■ 災害後の生活-避難所での生活と健康⑨精神的な問題について
■ 災害後の生活-避難所での生活と健康⑩~ご本人とご家族の方へ
   ~認知症の悪化や「せん妄」発症の危険性
■ 災害後の対処-避難所での生活と健康⑪~ご本人とご家族の方へ
  ~今後の生活再建に向けて
■ 災害後の対処-仮設住宅での生活と健康①仮設住宅での「閉じこもり」を防ぐ
■ 災害後の対処-仮設住宅での生活と健康②仮設住宅での暮らしについて
■ 災害後の対処-仮設住宅での生活と健康③仮設住宅での健康管理について
■ 災害後の対処-仮設住宅での生活と健康④仮設住宅での認知症の症状憎悪について
■ 災害後の対処-仮設住宅での生活と健康⑤仮設住宅での精神的な問題と今後の生活再建について

  


Posted by まるこ♪  at 21:09Comments(0)資料

2011年03月13日

たつの市からできる支援



たつの市のホームページで支援について発表がありました。

私たちが個人でできることのみ抜粋します。


「たつの市」の東北地方太平洋沖地震への対応(平成23年3月13日現在)

①支援内容
②支援時期
③連絡調整の担当部署

1 義援金の受付(市役所)

 ①本庁各支所の4箇所に募金箱を設置
 ②3/14から
 ③危機管理課、総務課
  各総合支所地域振興課



2 義援金の受付(たつの市社会福祉協議会) 

 ① 本部・各支部の4箇所に募金箱を設置
 ②3/14から
 ③たつの市社会福祉協議会



3 一般からの支援物資の受付

 ①
 ★生活用品   
   毛布、タオル、紙おむつ、生理用品、懐中電灯、乾電池、
   トイレットペーパー、マスク、使い捨てカイロなど

 ★食料品(保存のきくもの)    
  ペットボトル飲料、米、粉ミルク、缶詰、カップ麺など


  ②3/14から
  ③危機管理課、総務課、各総合支所地域振興課



連絡先
 危機管理課・土井(0791-64-3131 内線2130)

 広報秘書課・内見(0791-64-3131 内線2110)
  


Posted by まるこ♪  at 18:42Comments(0)災害

2011年03月13日

仙台にいる友人の様子

仙台にいる友人がmixiに安否を報告して
くれました。

昨日のお昼ぐらいに書かれたものです。

(地震があったときは)
ちょうど家に戻って遅いランチをしてたのですが
テレビ台や冷蔵庫が歩き回りだすは、食器が扉を
開けて出て来るは、 調味料が転げまわって
醤油の香りが充満するは すごい光景を目の
当たりにしました。

すぐ停電になってなにも情報わからないのと
あ、ろうそく買っておけばよかった とか
携帯の電池で充電するやつも買っておけば
良かったとか そんなことを思いつつ、
ラジオ聞きながら余震におびえつつの
一夜でした。
  


Posted by まるこ♪  at 07:30Comments(0)災害

2011年03月13日

被災地の介護 3.13

繰り返し繰り返し津波の映像を見ています。

なかなか生きている方々の情報が入って
来ませんが、今朝もtwitterでは東北地方の
介護職の方々の書き込みが見られました。

その方は山形在住。

ヘルパーさんなのでしょうか、
早朝の介護に出かけたとありました。

そこはさほど被害は大きくなかった
(食器が壊れるぐらい。停電など)
けれど、まだ余震が続いていて、
眠れなかったと書いてあります。


避難所生活をしている方々の情報が
あまりありません。

病のある方々の薬の確保は大丈夫なのか。

私の施設の利用者さんで、認知症のある方、
トイレを待たされるととても怒り出します。

我慢することが難しいので、そういう方が
避難所にいると、ご本人も周囲にいる方々も
精神的疲労が大きくなるだろうと思います。


壊滅地域の復旧は、何ヶ月もかかると思います。

避難所生活から早く抜け出せるような支援が
早急に必要だと思います。

プライバシーが守られ、食事、睡眠、排泄が
確保できること。

これに向かって、今、誰が動いているのか、
全く見えてきません。  


Posted by まるこ♪  at 07:06Comments(0)災害

2011年03月12日

災害弱者のためにできること

3.11東北地方太平洋沖地震とともに、
大津波が押し寄せて、東北地方を中心に
日本列島大変な被害です。

twitterを通じて、各地の実情を知ることが
できます。

東北地方の施設では停電で、今から利用者さんの
搬送に行くといっていた職員の方がいました。

関東のデイサービスに勤務している方も、
利用者さんが住むマンションのエレベータが
止まっていて、階段を使って家まで送り届けた
とか、家を一軒一軒まわって無事を確認したとか
そんな話もありました。

そして、涙をこらえて介助したと・・・


被災地域の方々はだれもが被害者であるけれど、
その中の弱者は、高齢者や障がいのある方、子供たち。

携帯電話などで情報を知り得ることが簡単ですが、
携帯を持たない人たちが取り残されてしまいます。

どうか困っていそうな方がいたら優しい声を
かけてあげてください。

とても不安でいると思います。


まだ余震が続いているようですし、二次災害の
ある地域もあります。

無事だった私たちができることも、まだ正確には
分かりません。


今は励まし合って、一人でも多くの命が救われることを
祈ってやみません。


  


Posted by まるこ♪  at 08:35Comments(0)出来事

2011年03月11日

『クロワッサン』 女の新聞・介護



アルツハイマーを発症したお母さんの記録を
取り続けているドキュメンタリー映画の
関口祐加監督のtwieerから、雑誌『クロワッサン』が
介護のコーナーを組んでいることを知りました。

へえ~~~

『クロワッサン』お洒落だぜ~~


『クロワッサン』の読者のイメージは、
精神的に自立していて、いいものはいい、
悪いものは悪いと自分の意見を持ち、
そして堂々としている。

大人ってことです。


勝手なイメージだけど、子育てを終えた
大人世代、特に女性に最初に訪れる「介護」の
問題。

そこにスポットを当てているところが
『クロワッサン』的な気がする。


3月10日号に関口さんのインタビュー記事が
載っているそうです。


  


Posted by まるこ♪  at 10:11Comments(0)紹介

2011年03月10日

認知症にはなりたくない



60代、70代の人から「認知症にはなりたくない」
という発言をよく耳にする。

私の身近な人たちも「認知症」になるということに
とても恐怖心を持っているようだ。

またこんな話も聞く。

友人の中に、同じ話を繰り返したり、
出来事を忘れてしまったりする人がいる。
あの人は認知症かもしれない、と。


一度検査を受けて見たらいいというと、
「それはちょっと…」と苦笑いする。


その気持ちは分からないでもないけれど、
「認知症」への偏見があるのだなあと感じる。


私の夫はヘビースモーカーなので、よく
身内や他人から禁煙を勧められる。

本人は禁煙する気はさらさらないのだけど、
皆さん、夫の体を心配してくれる。


本当に友人のことを心配しているのなら
MRIを勧めたらいいのだ。

勧められないのは、「認知症」という病を
どこか下に見ているからじゃないのだろうか。

早期発見、早期治療が大切な病気だからこそ、
気づいたらすぐに検査をしてほしいし、
検査をすすめてほしい。

発見や治療が遅れれば遅れるほど、本人にとっても
周囲にいる家族や友人にとっても、大変になる。


「認知症にはなりたくない」と思っている方は
それなら「癌」「心臓病」「糖尿病」「腎臓病」
他の病気ならなってもいいのだろうか。

大きな病気はなくても、膝が痛い、足が痛いと
不自由な暮らしをしている人も大勢いる。

認知症ばかり嫌わないでほしいと思う。

認知症は、他の病や障がいと同じで本人の意思と
関係なく、発症してしまう病なのだから。


介護の現場にいると、認知症のある人の悪口を
こそこそ言っている人よりも、認知症になって
しまっても、周囲への気配りを忘れない人の
ほうが素晴らしいと感じるのだけど・・・


もっと認知症を正しく理解して、病に対しても、
患ってしまった人に対しても、差別や偏見を
もたない人が増えてほしいと思う。





  


Posted by まるこ♪  at 21:34Comments(0)想い

2011年03月05日

住み慣れた地域でその人らしくくらす



3月4日、兵庫県立西播磨リハビリテーション
センターと西播磨認知症疾患医療センターの
主催で「認知症ケアセミナー」が開催され、
参加してきました。

「住み慣れた地域でその人らしく暮らす」

厚労省の認知症キャラバンのキャンペーン
(認知症サポーター養成)とともに、最近、
このテーマの講座が増えてきています。

実際問題、医療や福祉施設に任せるだけでは
今後の認知症患者の増加に対応できないと
予想されているのだと思いますし、また
介護家族にとって地域の理解は不可欠なのだと
思っています。


基調講演「認知症しあわせ計画」

兵庫県立リハビリテーション西播磨病院診療部長
認知症疾患医療センター長 柿木 達也先生

「認知症しあわせ計画」というのは、2005年に
但馬で提案された「地域で認知症高齢者を
支える仕組み作り」で出されたプランのようですが、
以下は2011年版の認知症しあわせ計画

 1【予防】
   地域の自律的勉強会・健康増進活動・
   ボランティア活動への取り組み

 2【気づき】
   早期発見、早期対応

 3【つながり】
   専門職との連携、医療・保健・介護・福祉の連携

 4【見守り】と【ささえ】
   地域で自分らしい人生を送る



また医療的側面から「ある論文」で発表された
認知症予防に効果がある脳トレ、効果がない脳トレが
紹介されたのですが、「単純作業」的な脳トレは
どうやら効果がなく「論理的思考が必要なもの」
「感情や感動が伴うもの」に効果があるようです。


実践報告①「地域を支える『つどい場』の役割」

ひらのあんしんすこやかセンター
主任介護支援専門員 菊池 寛和氏

こちらは、地域住民と包括支援センターが一緒に
運営している「つどい場」のお話。

このような「場」を運営されるにあたり、
いい面と問題点などの話がありました。

人が集うことで会話が生まれ、本音が語られたり、
また認知症のある方にとっても人との交流が
いいのだけれど、場所の問題、お手伝いする方の
負担など問題点が挙げられました。

これは、つどい場に限らず、地域の行事などでも
起こる問題。それをどうしていくか、というのが
皆さん知りたいところだと思います。


実践報告②「私たちのケア、合い言葉“元気”」

村いちばんの元気者管理者 原田千恵美氏ほか

グループホームの取り組みです。

広くて開放的な敷地を利用して、ご家族、地域の方々
との交流を積極的に行っています。

今、小4で福祉の学習があるようで、職員さんが
認知症のことをお話に行ったり、それをきっかけに
学校帰りの子供たちが遊びに来たりしているようです。


実践報告③「地域でつなぐおおのわ」

小規模多機能ホームさくらホーム おおの家
管理者 片岡 昭子氏

こちらは高齢者率45%の地域にある小規模多機能型
ホームとして、利用者さんのためというよりも、
地域全体を対象に高齢者福祉を考え、地域のニーズに
応えるための取り組みをされています。

実践報告②のグループホームのような取り組みのほかに、
「おばんざい」という夕ご飯のおかずを低価格で
販売することを始めたり、敷地で食べ物を地域の方々に
食べ物をふるまう取り組みをしたり、ワンコインで
草むしりや買い物のお手伝いを引き受けたり・・・と
様々な取り組みをされています。

調理師さんがスタッフに多いということもありますが、
地域のニーズに合わせるという、いちばん「実」に
あった取り組みをされていると思います。

が、施設スタッフの協力、持ち出しが不可欠で、
施設の経済力、地域福祉に対する意識の高さ、
そして土地柄がかなり関係しているような気もします。

ただ一度行ってみたいと思いました。  


Posted by まるこ♪  at 10:15Comments(0)講座・研修