2013年12月05日

父さんの代弁

フェイスブックでお友達になった沖縄の女性がいます。
ご主人がアルツハイマー型認知症だそうです。

その方が、今朝、素敵な書き込みをしていたので、
それをご紹介したいと思います。


1日、次男の結婚披露宴でした。招待客230人
(沖縄では一般的とはいえ、今の我家には多過ぎる人数)。
フレンチのフルコースに、ジャズの演奏あり、
ジャグリングありとウキウキワクワクの披露宴!

最後に彼からのサプライズに、私は思わず涙しました。

「母さん! 父さんがアルツハイマーになった時、
父さんの行動が理解できなくなっていった時、
僕はお父さんとはもう会話ができないんだと思いました。
正直、人ではなくなっていくんだと思いました。

ただ母さんはひたすらお父さんに声をかけ続けていました。
父さんはそれに応え、笑顔になったり、姉ちゃんに子供が
できたとき、泣いて喜んだり、僕らの結納の時の父さんも
本当に幸せそうでした。

父さんと会話が難しくても心はずっと通じ合えることが解りました。
父さんと母さんの愛情がとても深く、心の奥底でつながっている
からこそ信じ続けれただろうし、僕もそう思えるようになりました。

僕も彼女も父さんと母さんのように、どんなときも愛情をもって
助け合う夫婦になりたいです。いつも母さんが父さんの代弁者ですが、
今日は僕が父さんの代弁をしたいと思います。

母さんへの曲を用意しています。僕からの曲ではなくて、
父さんから母さんへ贈った曲だと思って聞いて下さい。」

流れたのは、ボンジョビの“Thank you for loving me”でした。
  


Posted by まるこ♪  at 08:21Comments(0)出来事