2010年03月30日

4月から願書受付!



インターネットを見ていると、認知症ケア専門士の
認定証が届いたという書き込みがありました。

受け取った方々は、決意を新たにして、
認知症のケアに取り組まれることでしょうね。


私は日々の雑務におわれて勉強さぼっていますが、
4月中が試験の申し込みなので、そろそろ書類の
作成をしないといけません。

コピーも何部か作らないといけないそうで、
準備に時間がかかりそう(涙)

職場にも勤労年数を証明してもらわなければ
ならなくて、それだけは先にお願いしました。

晩に、だらだらテレビを見ずに、テキストを
開こうと思うのですが、そうすると睡魔が来るし、
早朝に勉強しようと思うけど、今すでに5時起きだし・・・

言い訳だらけで情けないですが、気合いを注入して
頑張らねば!

  


Posted by まるこ♪  at 11:25Comments(0)資格

2010年03月29日

軽度認知障害



今週の木曜日、4月1日午後8時半からの
NHK教育「きょうの健康」は、認知症になる
手前の「軽度認知障害」がテーマです。

早期発見、早期治療のためにも、その前の
段階を知っておくことは大切ですね。


  


Posted by まるこ♪  at 08:52Comments(0)講座・研修

2010年03月23日

介護疲れ



介護に疲れた・・・と72歳の夫が69歳の妻を
殺害するという事件がありました。

昨年11月に厚生労働省が発表した平成20年度の
資料によると、在宅での死亡事例は、

 養護者による殺人 10件

 介護放棄による致死 5件

 心中 2件

 虐待による致死 2件

 その他 5件

となっていて、養護者つまり介護を
している人が、殺人を犯してしまうことが
最も多いということが分かります。

心中というのもあって、歌手の清水由希子
さんが面倒を見ていたお母さんとともに
天国に旅だったのも記憶に新しいところです。

本当に他人事ではありません。

介護者を孤独にさせないこと。そして
介護者自身が自分だけで抱え込まないこと
それがこうした悲しい殺人事件を起こさない
一歩だと思います。


前に紹介した加古川の認知症家族の会に
入会させていただきました。

会員の方々と会えるのは4月以降ですが、
家族の抱えている問題を共有したいと
考えています。
  


Posted by まるこ♪  at 09:11Comments(0)家族支援

2010年03月21日

玉突き衝突



今朝、家の近くの橋の上で玉突き衝突が
ありました。

私が通りかかったときは、まだ警察が来る前で、
3台の車が停車し、その後ろは渋滞という状態
でした。

一番先頭にいたお兄さんは、どこかに電話を
しています。

真ん中にいたのは若いお姉さん。

車の中に呆然としていました。車から赤い
液体が流れ出ていた。

最後部にいたのは、7,80代と思われる老夫婦。
この車が追突してしまったのですね。

用事があったので、見届けることはできなかった
けれど、お年寄りが起こした事故は心が
痛みます。

ご本人はまだまだ元気、若い者には負けられない
そう思っている(いた)と思うのですが、
やはり社会のルールで若い人たちと対等に
生きようとしても、瞬発力、判断力、視力、聴力
など衰えているものがいっぱいあるのです。

帰り道、車は広いところに移動し、警察とおじいさん、
その他のドライバーと関係者がまだ話をして
いました。

真ん中の車はレッカー車に牽引されていくところ
でした。

おじいさんは動揺していないかしら、自己嫌悪に
陥っていないかしら・・・と心配しながら、私は
家に向かいました。  


Posted by まるこ♪  at 13:46Comments(0)出来事

2010年03月18日

加古川認知症家族の会



2、3日前の新聞で加古川認知症家族の会が
発足するという記事を読みました。


確か兵庫県に家族会があり、神戸に事務局が
あったと思います。

私がもし「家族」だったら神戸は遠いな~

地元に欲しいなぁ~

そんなことを思ったことがありましたが、
「地域で思いを語り」「より元気になる」
ことを目指して加古川に家族の会が
発足されたことを自分のことのように
嬉しく思いました。

私は早速ラブコールならぬラブメールを
送りました。

会の趣旨から言えば、私はよそ者ですが、
けれども地域に根付いた、家族の会を
この目で見、感じたいと思うのです。

龍野にはまだ家族の会はない(と思う)の
だけど、同じ思いをした人とのネットワークは
きっとお互いのためになる。

そう信じています。

早く返事が来ないかしら・・・

  


Posted by まるこ♪  at 14:29Comments(0)ニュース

2010年03月14日

認知症グループホーム全焼



13日未明、札幌にある認知症グループホームから
火災が発生し、建物が全焼、男女7名が亡くなり
ました。

高齢者施設のこうした事件は本当に心が痛いです。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。


この火災の原因は、洗濯物がストーブの火に
引火したのではないかと言われています。

洗濯物がちゃんと干されていなかったのかしら。
夜起きた利用者さんが物干しざおを落として
しまったのだろうか・・・

いろいろな想像をしています。



認知症高齢者グループホームとは、家庭での生活が
困難になった5人~9人の認知症のお年寄りが、
家庭的な環境の中で、介護職員と一緒に共同生活を
送るものです。

いわゆる老人ホームとは違って、介護職員が
お年寄り一人ひとりのペースに合わせ介護を
することにより、認知症の進行を緩やかにし、
精神的に安定した生活を送ることができるよう
にと作られています。

私は実際、グループホームに行ったことは
ないのですが、認知症のお年寄りにとっては
こういう施設は今後本当に必要になってくる
と思います。

けれど、認知症の施設が火災を起こしたら
近所に施設建設を反対する住民の声も聞こえて
くるのではないかと心配です。

そういう人は、自分は認知症にならない。
認知症になったら人里離れたところで生活
しても構わないと思っているのでしょうね。


このような事故が二度とおきないように
するためには、何が必要なのか。

なるべく火を使わない環境や職員の目が
十分行き届くような環境も必要でしょう。

私たちが将来、利用するかもしれない。
そういう気持ちで、地域の人々が一緒に
考えてほしいと思います。  


Posted by まるこ♪  at 07:49Comments(0)ニュース

2010年03月12日

夢を現実にするために



私の住む兵庫県たつの市の市役所では、
市民の夢を市長さんと関係職員と一緒に
語り合える「市長とふれあい 夢トーク」
というものがあります。

地域の高齢者福祉を、地域住民で考え
実践していきたいと昨年5月に会を
発足させましたが、今日はそのメンバーと
一緒に市長さんたちと夢を語ってきました。

昨年の夏の終わり、私たちの会に遊びに
来たおばあさんが、公民館のトイレが
和式で困っている人がいると教えて
くれました。

それをきっかけに190人の方々にアンケート
調査をすると、私たちが何気なくしている
しゃがむ動作はお年寄りにとっては、膝が
痛かったり、脚に力がなかったりして
大変なのだということが分かりました。

認知症にならないために、家に閉じこもらず
外に出て社会とかかわりましょうと、
市は啓蒙活動を積極的に行っています。

それならば高齢者の外出先である公民館などは
高齢者仕様にしなければなりません。

そんなことも指摘しながら、お年寄りの
要望を市に届けにいきました。

健康福祉部長さんや高年福祉課長さんらは
市民のこうした福祉活動を歓迎してくれましたし、
協力してくれると言ってくださいました。

「老い」は誰しもが避けては通れない道ですから
地域が「老い」を支えられるように力を
つけていかなければと気が引き締まりました。  


Posted by まるこ♪  at 22:30Comments(0)はこべら

2010年03月09日

たかが下着、されど下着



デイサービスでは入浴サービスがあります。

着替えのお手伝いをしていると、「朝、
寒かったから」と厚着をしているのを
照れくさそうに話すおばあさんがいます。

シャツを2枚、パンツは、長短合わせて
3枚と腹巻といった具合です。

パンツのほうは冬用のものを一番上に
はいているのですが、シャツは薄い
木綿のシャツです。

ご家族と一緒に暮らしているものの、
ご自分で下着を選んで着てくるそうです。

起毛の遠赤外線のシャツやヒートテック
だったら1枚でも温かいのになぁと
思いながら、脱衣場で1枚、1枚シャツを
脱がせていきます。


お年酔りは動きが緩慢になるし、自分が
思っているほど足があがっていなくて
物につまづくことも多いです。

厚着をしてぬいぐるみのようになって
いたら、さらに動きが鈍くなってしまいます。

トイレが緊急のとき失敗してしまうかも
しれません。

いろんな意味で厚着はおすすめできません。



ある方は、季節ごとに新品の下着をお嫁さんが
準備してくださり、素材も肌触りもとてもいい
ものです。

ご家族に大事にされているんだなあと感じます。


私は利用者さんのご家族とは接することのない
立場にいますが、下着から家族との関係を
感じることがあります。  


Posted by まるこ♪  at 19:52Comments(0)高齢者一般

2010年03月06日

高齢者虐待防止法

今週は高齢者の虐待だけでなく、
子どもの虐待の事件もニュースで
取り上げられていましたね。

虐待と言えば、暴力など身体的な
虐待を考える方も多いかもしれませんが、
高齢者の虐待防止に関する法律には
次のような虐待について書かれています。

ご家族が法律を知らずに実は虐待行為に
近いことをしていることもありますので、
どんなことが虐待か知っておいてください。

虐待者でもっとも多いのは「息子」次に
「息子の配偶者」という調査結果もあります。


1 身体的虐待(暴行)

   一般的に虐待と思われているもの。
   平手打ち、つねる、殴る、蹴る


2 擁護を著しく怠ること(ネグレクト)

   食事を与えなかったり、その他の世話を
   せずに放置しておくこと。


3 心理的虐待

   排せつの失敗などに暴言をはいたり、
   怒鳴ったり、子どものように扱ったりすること


4 性的虐待

   わいせつな行為をしたり、させたりすること


5 経済的虐待 

   高齢者の財産を不当に処分したり、財産を
   利用して不当に利益を得たりすること


「国民の責務」もあります。

国民は、高齢者虐待の防止、養護者に対する
支援等の重要性に関する理解を深めるとともに、
国又は地方公共団体が講ずる高齢者虐待の防止、
養護者に対する支援等のための施策に協力する
よう努めなければならない。


となっています。  


Posted by まるこ♪  at 08:50Comments(0)法律

2010年03月06日

高齢者虐待事件から



三重県松阪市の認知症者の「グループホームカトレア」で、
入所している女性(94)がトイレに入っている姿や、
鼻をつままれ、侮辱するような言葉を投げかけられている
動画がインターネットの投稿サイトに掲載されていたことが
5日、分かった。

松本隆史理事長は5日午後、記者会見し「女性職員(19)が
携帯電話で撮影した」と明らかにした。

職員は施設側の事情聴取で「軽い気持ちでやった。悪気はなく、
親しみを込めた行為だった」と話した。



忌まわしい事件が起きました。

mixiの介護士のコミュニティでも撮影された
動画が話題になっていました。

見た人が皆「ひどい」とコメントを書き込んで
いたので、私は胸が苦しくて見ることが
できませんでした。

一生懸命お年寄りのケアをしている施設も
たくさんありますが、このような事件の背景には、
介護の人材不足のため、就職の条件が緩く
(施設によっては無資格でも、高校生でも
アルバイトできます)人間性はもとより
能力や学歴、資格の有無など無関係に
(あるいは生かされずに)職員を就職させて
いるという現状があると思います。

そして施設自体の不足。利用を希望する人の
数の方が多いので、サービスや職員の「質」で
競争しなくてもいいのです。


私たちは人生の中でいろいろな選択をしています。

大学の受験だって、就職活動だって、恋人だって、
または旅行するときのホテルだって、病院だって
どんな特徴があるか、自分を満足させてくれる
魅力があるか、いろいろ検討して選ぶと思うんです。

でも介護施設は選べないのが現状です。

利用したいところは入所待ち。いつ入れるか
あてもないまま、仕方なしに他の施設を利用したり
しています。

介護施設もミシュランみたいに客観的評価をし、
公開したらいいと思っています。

私たちは誰もが老いるわけで、自分の人生の
最期こそ自分へのご褒美にいい介護を受けたいと
思うのです。


今、施設を利用されている方、間もなく利用
しようとしている方、どうか厳しい目で
施設をチェックしてください。  


Posted by まるこ♪  at 08:35Comments(0)ニュース

2010年03月05日

認知症ケアにおける社会資源



昨日、願書と一緒に今年1月の改訂された
公式テキストが届きました。

社会資源とは「ソーシャル・ニーズを
充足するために動員される施設・設備、
資金や物資、さらに集団や個人の有する
知識や技術を総称していう」と書いて
あります。

社会資源には、フォーマルな資源と
インフォーマルな資源があり、インフォーマル
な資源を活用することが認知症の人の生活の
室を高めるとも書いてありました。

近所の有志で作った私たちの会は、まさに
そのインフォーマルな社会資源になろうと
立ちあがりましたが、テキストには、フォーマル
な社会資源に多くのページが割かれていて、
ちょっと期待はずれです。

テキストには、民生委員の役割が紹介されて
いましたが、実際、地域で暮らしていて、
民生委員の活動が見えてこないし、民生委員が
近所にいるという安心感さえ得ることが
できません。

また私たちのボランティア活動もバッグに
公のものがないと、政治的活動とか宗教的
活動ではないかと遠巻きに見る人もいると
思います。

老いることに不安を感じない地域づくり。

制度を整え、施設を作っていくことも重要ですが、
同時にインフォーマルな社会資源を充実させて
いくことも必要だと思いました。  


Posted by まるこ♪  at 07:31Comments(0)社会資源

2010年03月04日

願書が届いた!



認知症ケア専門士の願書が届きました。

願書受付は4月1日からですけど、
いま一つ上がらないモチベーションを
上げるために、ちょっと早めに取り寄せ
ました。

受験料を払いに行って、その領収書を
張り付けたり、職場に勤労3年以上で
あることを証明してもらったり、さらには
完成した願書のコピーも取らなければ
なりません。

願書を作成するだけでも何日もかかります。

もし受験をお考えの方は、早めに動くのを
おすすめします。  


Posted by まるこ♪  at 18:01Comments(0)資格