2012年07月30日

南三陸町・気仙沼のGH訪問!

南三陸町・気仙沼のGH訪問!

7月27日と28日に宮城県南三陸町の
グループホームと気仙沼のグループホーム
全6施設を慰問してきました。

震災当時、笑福会の宮城県会員の方から
紹介され、被災した施設に支援物資や
車いす、シルバーカーなどを会員有志の寄付で
送らせていただき、そこから始まったご縁です。

仮設の施設はいったいどうなのだろう。

特に認知症の方は、慣れた場所から離れたことが
原因で不安定な状態になる「リロケーション
ダメージ」があります。

とても心配でした。

気仙沼で訪問した4施設はすべて仮設の施設で
したが、そこは思ったよりも明るく、広々とし、
トイレ、洗面台も問題はありませんでした。

ある職員さんは、津波にあった海辺にまた施設を
建てるぐらいなら仮設のままでいいとおっしゃって
いました。

けれども、どこの施設の職員さんもとてもにこやかで、
丁寧にお年寄りに接していて、なんとも頭の
下がる思いがしました。

そこに住んでいるお年寄りも、みんなやさしくしてくれると
喜んでいらっしゃいました。


交流会の席で、施設を転々としたために、認知症が
悪化している方がいるという悩みをおっしゃる職員さんが
いました。

その施設は訪問できなかったのですが、やはりそういう
ことは大いにあると思います。

訪問中、お一人だけ私に対して怒りをあらわにされた
方がいらっしゃいました。

特に何をしたわけではなく (何かをしたとしたら、
その日、突然、その方の前に現われた)
急に不機嫌な表情をされ、何も話したくない
あっちへ行けと私を追い払われました。

見知らぬ誰かがやってくると、その方に悪いことが
あったのかもしれません。

あるいは薬のせいかもしれません。

じっくり寄り添える誰かが必要なのだろうと思いました。


被災地は今、何かが不足しているという状態では
ないですが、職員さんたちはよりいい介護をしたいと
思っているように感じました。

初めて被災地の施設職員さんたちとお会いすることが
できたのですが、これをきっかけに継続した支援が
できたらと思わずにはいられません。


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Posted by まるこ♪  at 18:41 │Comments(0)震災支援活動

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