2011年05月03日
学習ノート5.3(2)
第2章 認知症の理解と対応
第1節 中核症状の理解と対応
1 認知症をよく理解するための9大法則・1原則
【第1法則】記憶障害に関する法則
記銘力低下、全体記憶の障害、記憶の逆行性喪失(ワープ)
【第2法則】症状の出現強度に関する法則
より身近な人に対して認知症の症状が強く出る
【第3法則】自己有利の法則
自分にとって不利なことは認めない
【第4法則】まだら症状の法則
正常な部分と認知症の部分の混在
【第5法則】感情残像の法則
感情が残像のように残る → [対応] ほめる、感謝する、同情、共感、謝る
【第6法則】こだわりの法則
一つのことにこだわる。
→ [対応] 説得や否定はしない。安心できるように工夫する
①こだわりの原因を見つけて対応する
②そのままにしておく
③第三者に登場してもらう
④場面転換をする
⑤地域の協力・理解を得る
⑥一手だけ先手を打つ(徘徊ネーム、GPSなど)
⑦認知症の人の過去を知る
⑧長時間は続かないと割り切る
【第7法則】作用・反作用の法則
強く対応すると、強い反応が返ってくる
【第8法則】認知症症状の了解可能性に関する法則
認知症の症状が理解・説明できる
【第9法則】衰弱の進行に関する法則
認知症の人の老化速度は、なっていない人の2~3倍速い
【介護に関する原則】
認知症の人の形成する世界を理解し、大切にする。
その世界と現実とのギャップを感じさせないようにする。
第2節 BPSDの理解と対応
BPSDへの対応の第一歩は、本人の気持ちやその人が形成している
世界を理解することにある。
(1)夜間不眠
見当識障害のため、時間や場所がわからなくなる。
目が覚めた時に恐怖感に襲われている。
昼間よく眠る理由として、生活の雑音や見えることへの
安心感があるため。
(2)夕暮れ症候群
「記憶の逆行性喪失」の特徴により、夕方の行動が
思い出される。(暗くなる前に帰らなきゃ、晩御飯作らなきゃ)
説得せず「少しゆっくりしていって」とお菓子を出したり、
「途中まで送ろう」などと対応を工夫する。
(3)物盗られ妄想・被害妄想
「症状の出現強度に関する法則」により、犯人は身近な介護者に
なることが多い。さらに「自己有利の法則」で自分の物忘れを
認めない。
一緒に探す、話題を変える、第三者に入ってもらうなどの
対応がある。
(4)排便トラブル
「自己有利の法則」がある。しかったり、指摘したりせず、受け流す。
(5)過食
「全体記憶の障害の特徴」で食べたこと自体を忘れる。
1日の食事を3回と考えず、数回に分けて食べるようにする。
(6)性的異常行動
「記憶の逆行性喪失」で若いころに戻っている。愛情に飢えている。
拒否すると混乱がひどくなるため、手を握ったり、根本的な
問題を解決するようにする。
(7)火の不始末
初期の場合は、火の始末を意識できるよう標語を貼る。
「先手を打って」火災が起きにくい環境に変える。
すぐに消火できるように水などを準備しておく。
(8)不潔行動
弄便(ろうべん)は、認知症の人が便を弄んでいるのではなく
手に付いたものが気持ち悪くなって取ろうとしている行為。
便をつけてもいいように壁に紙を貼ったり、失禁してもいいよう
環境を変える。「一手だけ先手を打つ」
介護サービスの利用も、本人の「ソト」に対する緊張感があり、
入浴がうまくいくこともある。
第1節 中核症状の理解と対応
1 認知症をよく理解するための9大法則・1原則
【第1法則】記憶障害に関する法則
記銘力低下、全体記憶の障害、記憶の逆行性喪失(ワープ)
【第2法則】症状の出現強度に関する法則
より身近な人に対して認知症の症状が強く出る
【第3法則】自己有利の法則
自分にとって不利なことは認めない
【第4法則】まだら症状の法則
正常な部分と認知症の部分の混在
【第5法則】感情残像の法則
感情が残像のように残る → [対応] ほめる、感謝する、同情、共感、謝る
【第6法則】こだわりの法則
一つのことにこだわる。
→ [対応] 説得や否定はしない。安心できるように工夫する
①こだわりの原因を見つけて対応する
②そのままにしておく
③第三者に登場してもらう
④場面転換をする
⑤地域の協力・理解を得る
⑥一手だけ先手を打つ(徘徊ネーム、GPSなど)
⑦認知症の人の過去を知る
⑧長時間は続かないと割り切る
【第7法則】作用・反作用の法則
強く対応すると、強い反応が返ってくる
【第8法則】認知症症状の了解可能性に関する法則
認知症の症状が理解・説明できる
【第9法則】衰弱の進行に関する法則
認知症の人の老化速度は、なっていない人の2~3倍速い
【介護に関する原則】
認知症の人の形成する世界を理解し、大切にする。
その世界と現実とのギャップを感じさせないようにする。
第2節 BPSDの理解と対応
BPSDへの対応の第一歩は、本人の気持ちやその人が形成している
世界を理解することにある。
(1)夜間不眠
見当識障害のため、時間や場所がわからなくなる。
目が覚めた時に恐怖感に襲われている。
昼間よく眠る理由として、生活の雑音や見えることへの
安心感があるため。
(2)夕暮れ症候群
「記憶の逆行性喪失」の特徴により、夕方の行動が
思い出される。(暗くなる前に帰らなきゃ、晩御飯作らなきゃ)
説得せず「少しゆっくりしていって」とお菓子を出したり、
「途中まで送ろう」などと対応を工夫する。
(3)物盗られ妄想・被害妄想
「症状の出現強度に関する法則」により、犯人は身近な介護者に
なることが多い。さらに「自己有利の法則」で自分の物忘れを
認めない。
一緒に探す、話題を変える、第三者に入ってもらうなどの
対応がある。
(4)排便トラブル
「自己有利の法則」がある。しかったり、指摘したりせず、受け流す。
(5)過食
「全体記憶の障害の特徴」で食べたこと自体を忘れる。
1日の食事を3回と考えず、数回に分けて食べるようにする。
(6)性的異常行動
「記憶の逆行性喪失」で若いころに戻っている。愛情に飢えている。
拒否すると混乱がひどくなるため、手を握ったり、根本的な
問題を解決するようにする。
(7)火の不始末
初期の場合は、火の始末を意識できるよう標語を貼る。
「先手を打って」火災が起きにくい環境に変える。
すぐに消火できるように水などを準備しておく。
(8)不潔行動
弄便(ろうべん)は、認知症の人が便を弄んでいるのではなく
手に付いたものが気持ち悪くなって取ろうとしている行為。
便をつけてもいいように壁に紙を貼ったり、失禁してもいいよう
環境を変える。「一手だけ先手を打つ」
介護サービスの利用も、本人の「ソト」に対する緊張感があり、
入浴がうまくいくこともある。
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