2014年12月06日

認知症になった私が伝えたいこと



佐藤さんは、アルツハイマー型認知症を
患っている。

でも毎日Facebookを使って近況を配信したり、
講演活動も積極的に行っておられます。

10月に発足した認知症のご本人による団体の
共同代表でもあります。

その佐藤さんがご自身のことを本にされました。

http://www.amazon.co.jp/%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E7%97%87%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E7%A7%81%E3%81%8C%E4%BC%9D%E3%81%88%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%A8-%E4%BD%90%E8%97%A4-%E9%9B%85%E5%BD%A6/dp/4272360825  


Posted by まるこ♪  at 08:47Comments(0)参考文献

2012年08月15日

ロハス・メディカル



ひょんなことから『ロハス・メディカル』という
雑誌を知りました。

病院などに置いてあって、もらえるそうです。

たまたま見かけたのが認知症の記事。

調べたところ、過去の特集は、ネットでも
読めるそうです。

認知症関連は、

2012年6月号と7月号にありますね。

http://lohasmedical.jp/archives/  


Posted by まるこ♪  at 08:19Comments(0)参考文献

2012年02月11日

ぼくが前を向いて歩く理由



著者の中村成信(なかむら・しげのぶ)さんは、
長年、神奈川県茅ケ崎市役所に勤務されていた
職員さんです。

茅ケ崎といえば湘南。

地域活性化のために海水浴場の名前を
「サザンビーチちがさき」と改名し、のちに
サザンオールスターズのコンサートまで
開いてしまったという、すごい方です。


ある日、中村さんは近所のスーパーで万引きを
してしまい、警察沙汰の事件を起こしてしまった。

「万引きをしてしまった」というのは、語弊があり
ます。 

後に、その万引きは、中村さんがピック病である
ために起こしたことということが分かるのですが、
中村さんは、万引きなど自分がするはずがないと
なんとか身の潔白を証明しようとするのです。


『ぼくが前を向いて歩く理由(わけ)』という本は
中村さんが、その「事件」をきっかけに、職を失い、
認知症を受け入れる葛藤を経て、もう一度
人生を考え直し、歩き出したプロセスが書かれて
います。

http://www.chuohoki.jp/ebooks/commodity_param/shc/0/cmc/3587


中村さんは、FaceBookもされていて、私とも時々、
インターネット上でやり取りをしてくださいます。

このような御苦労を知るたびに、周囲のサポートの
重要性を感じます。

認知症を正しく理解すること、認知症のある方、
そしてその家族が支えられるような地域づくりが、
結局は誰にとっても住みやすい地域になって
いくように思うのです。  


Posted by まるこ♪  at 18:44Comments(0)参考文献

2011年10月29日

すべての人に食べる喜びを


「新しい介護学 生活づくりの食事ケア」(雲母書房刊,2008)


木曜日、ETV(NHK教育)の福祉ネットワークで、
摂食指導をしている中島知夏子さんのことを知った。

私が見たのは番組の後半。

重度の身体障がいがあり、言葉も発せられない
女の子が、最近、食事をせずイライラしていると
いうことで、母親が困惑。

かつてその女の子に食事の楽しみを教えた中島さんが
その子のいる施設を訪ねると、提供された食事に
問題があることが分かった。

おかずを細長く切って、とろみのあるあんをかける。

それだけで女の子は嬉しそうに食事をし始めた。


まるで魔法を見ているようでした。

介護者は「最近、食欲がないようです」と食が進まない
理由を「本人」のせいにしている。

「まずい」とか「こう調理しろ」と訴えてくれればいいが、
訴えられない人は、「食べない」という方法で訴えるしか
ないのです。


また「食」の奥深さを感じた一件でした。


人が、最期まで口から食べるということをもっと
学びたいと思いました。

そして手にしたのが、上の本。

 
中島さんの哲学に触れることができるのでは?と
期待しています。  


Posted by まるこ♪  at 18:40Comments(0)参考文献

2011年10月14日

介護のちから


 
 森繁樹著 中央法規



以前、インターネットの仲間が大絶賛したので、
龍野図書館にリクエストを出し、購入してもらいました。

リクエストの特権は、一番に借りられること。
今、読んでいる途中です。

介護の精神というか、哲学というか、私たち介護職が、
介護の仕事をする上での心構えのようなことが、
分かりやすく書かれています。

読みながら、線を引いておきたい箇所がいっぱいあります。

でも、図書館の本だからできない。

なので私は購入を決意しました。


一部紹介します。

介護専門職の役割とは、利用者その人の食事や排泄、
入浴といった身体的な介護行為を含めて、その利用者が
意欲的に生きられるよう、その生活を支えていくことに
あります。 

(中略)

ただ利用者ができないところを補うことを「介護」というので
あれば、少しでも教えられれば誰にでもできることかも
しれません。しかし、介護を通して利用者その人の意欲と
可能性を伸ばし、利用者その人の生活の質を向上させ、
そして生きる意欲を高めていくことは、専門的な学習を経て、
経験を十分に積んだ専門職にしかできないことなのです。
(p8~9)



 「介護」が意味するところが、単に身体機能の衰えや
不自由さを他者が手を添えて補う程度のものであったなら、
その「根拠」や「エビデンス」なるものをもっと明確に提示して
いくことが可能かもしれません。しかし、介護サービスが
専門的な立場から支援すべき対象は、単に身体機能に関する
ものだけでなく、そこから生じる「生活障害」や「生活課題」、
さらには「要介護状態」や「老い」のなかで生じる「心のあり様」と
いった利用者その人の全体性を見据えた、いわば「哲学的」意味を
含むものです。(p68)


  


Posted by まるこ♪  at 20:42Comments(0)参考文献

2011年02月13日

あなたが認知症になったから。



越智須美子・越智俊二著
『あなたが認知症になったから。
 あなたが認知症にならなかったら。』

映画「明日の記憶」のモデルになった
ご夫婦のお話です。

若年性認知症(アルツハイマー)を
発症されたご主人を介護する奥様の視点から
書かれています。


2004年の国際アルツハイマー病協会国際大会で
ご主人の俊二さんが、自分の言葉で認知症患者の
気持ちを発表され、それが本の中でも紹介されて
います。

苦しくつらい日々が、デイケアに通い絵画をしたり
職員さんを手伝ったり、「会員」の皆さんと話したり
することで明るく楽しいものに変わっていったこと。

病気を治して働くことを願っていること。

そして、認知症は「もの忘れ」だけでそれ以外は
普通に生活ができるということ。


俊二さんは、2009年8月8日、多臓器不全の
ため亡くなりました。享年62歳。


若年性認知症の方々の支援に大きな影響を
与えた方です。

私たちはその意思をしっかり受け継いで
いきたいと思います。  


Posted by まるこ♪  at 19:16Comments(0)参考文献

2011年01月22日

『認知症と診断されたあなたへ』



「認知症ゼミ」をすると決心して、何をテキストに
するか、いろいろと悩んでいます。

特に最初のテキストとなる本だから、もし
途中、ゼミに来られなくなってしまっても、
手元にあるといいなと思う本を選びたいと
思っています。


認知症サポーターを養成する立場の方で、認知症
ケア専門士試験の面接官などをされている方からの
ご推薦は、『認知症と診断されたあなたへ』
(小沢勲/編著 黒川由紀子/編著、医学書院)


目次はこんな感じです。

 認知症をかかえるあなたへのメッセージ(小澤 勲)
 1 認知症って何?
 2 認知症は、めずらしい特別な病気なのでしょうか?
 3 頭を使わず、怠けていたせいで認知症になったのでしょうか?
 4 認知症は遺伝するのでしょうか?
 5 将来、どうなってしまうのか心配です。
 6 寿命は短くなるのですか?
 7 もの忘れがひどくなってきて、とても不自由です。
 8 もの忘れのほかに、どのような不自由があるのでしょう。
 9 いつまで一人暮らしができます。


読者の感想などを読むと、評価は高いですね。

今朝、さっそく本を注文してみました。  


Posted by まるこ♪  at 08:38Comments(0)参考文献

2011年01月07日

認知症対応社会への提言



『認知症と長寿社会 笑顔のままで』
  信濃毎日新聞取材班・講談社現代新書2079
   初版:2010年11月20日 760円


ある方が紹介されていて、お正月休みに
購入しました。

2010年1月から6月まで信濃毎日新聞社会面で
77回にわたって連載されたルポルタージュ。

紹介された方々はすべて実名で記されている。


   直前の記憶が分からなくなっていく不安は、
  迷子のような心細さかもしれない。いら立ちは、
  不自由を強いられ、自尊心が傷つき、怒りの
  やり場がないためかもしれない。周囲との摩擦を
  避けようと、感情を心の底に沈めているかもしれ
  ない。それなのに、私たちは冷たい視線を向けては
  いないだろうか。(pp3-4)
   



加古川の家族会に参加し、ご家族の心の叫びを伺うように
なって、世間は「認知症」という病に詳しくなってきたが、
結果「あんなふうにはなりたくない」という差別や偏見を
もっただけで、認知症を患っている方や家族を理解しようと
していないことを強く感じています。


認知症になっても安心して暮らすために、社会は
どのようになっていかなければならないのか、
ということは、あまり議論されていない。


『認知症と長寿社会 笑顔のままで』の最後に、
取材班から「『笑顔のままで暮らせる長寿社会』に
向けた議論の小さなたたき台に」と、提言が書かれている。


認知症対応社会に向けた8つの提言

①隠さずに済む社会へ踏み出そう

②断る施設をゼロに

③要介護認定を大幅に見直せ

④情報提供や支援の地域拠点を

⑤介護職に教育と支援を

⑥かかりつけ医にもっと対応力を

⑦社会とつながり続ける環境を整えよう

⑧介護の公費負担引き上げ議論を
  


Posted by まるこ♪  at 18:56Comments(0)参考文献