2014年10月19日

認知症当事者の団体が発足!




認知症のある本人が、立ち上がりました!

このブログでも紹介したことのある中村茂信さん
(前頭側頭型認知症)や佐藤雅彦さん(アルツハイマー型
認知症)らが、当事者団体である「日本認知症ワーキング
グループ」が発足しました。

素晴らしいですね~

たつの市では、まだ認知症の家族の会もままならず、
本人の会など遠い夢のような気もします。

「認知症ワーキンググループたつの」を作ってみたい!
そんな方はいらっしゃいませんか?

お手伝いさせていただきたいと思います。
ぜひ「はこべら」までご連絡ください!

はこべらoffice
 電話・FAX 0791-62-2410
 (事務所なので、不在のときもありますが、
 メッセージを残してくだされば、折り返しご連絡
 いたします)




  


Posted by まるこ♪  at 19:36Comments(0)ニュース

2013年12月14日

中村茂信さん、おめでとう!

若年認知症と診断されてからも、講演活動や
趣味の写真を精力的に続けていらっしゃる
中村茂信さんが、この度、寒川写真コンクールで
受賞されました。

中村さん、おめでとうございます!

画像をクリックしてください。




  


Posted by まるこ♪  at 09:26Comments(0)ニュース

2013年08月27日

認知症に優しい街

認知症の人と家族が安心して暮らせる街づくりを
目指して政府が動き出しました。

関係11省庁による連絡会議を設置して、
省庁横断で情報を共有し、総合的に推進
していく。


内閣府・・・各省庁の高齢者施策の調整

警察庁・・・交番の見守り活動
       運転免許更新時の認知機能検査

金融庁・・・銀行の振り込め詐欺対策

消費者庁・・・悪徳商法対策

総務省・・・郵便局の振り込め詐欺対策
       自治体の街づくり支援

法務省・・・財産管理や生活支援を行う
       成年後見制度の運用

文科省・・・学校等の認知症教育

厚労省・・・認知症の医療・介護

農林水産省・経済産業省
    ・・・買い物が困難な高齢者支援

国交省・・・認知症の人も利用しやすい
       公共交通機関の整備  


Posted by まるこ♪  at 12:30Comments(0)ニュース

2013年06月04日

認知症高齢者462万人



65歳以上の高齢者のうち認知症の人は
推計15%で、2012年時点で462万人に
のぼることが、厚生労働省研究班(代表研究者
・朝田隆筑波大教授)の調査でわかった。

軽度認知障害(MCI)と呼ばれる「予備群」が
約400万人いることも初めてわかった。



6月1日に、このニュースが日本中をかけ
めぐりました。

昨年、厚労省が発表した認知症患者数は
305万人。それを150万人も上回る数字が
発表されたからです。

高齢者の15%が認知症を有していると
すると、たつの市には2,908人ぐらいの
認知症高齢者がいるということになります。


「認知症になったら終わり。認知症に
なりさえしなければいい」ということを
言う方がいますが、なったら「負け組」
ならなかったら「勝ち組」という発想は
もう終わりにしたいものです。

認知症になる可能性を否定せずに、
認知症があっても、暮らし続けられる
ような体制づくり、人と人との支え合い
を充実させていくことのほうが、現実的
であると思います。  


Posted by まるこ♪  at 15:58Comments(0)ニュース

2013年05月12日

松山市の「徘徊SOS」をせひたつの市で!

松山市の社会福祉協議会は、4月から
「まつやま徘徊SOS」を始めたそうです。

行方不明者が出た時に、予め登録している
協力者の携帯電話にその方の具体的な
情報が写真入りで送られてくる。

現在、市職員や民生委員などの協力者の
登録が110人あるそう。

たつの市にあるのは、防犯ネットで、登録して
おくと警察や消防などからの情報が
携帯電話に届くが、これは、受け取る側と
しては、消防車が向かった先の確認だったり、
事件への興味だったり、どちらかと言えば
情報収集だけが目的になっているような
気がします。

時々、行方不明者の情報も入るけれど、
自分が捜索しなければ!と思って、外に
出る人が、登録者の何人いることか・・・

この徘徊SOSからのメールは、出動命令
のようなものなので、電話連絡よりも
はるかに効率的です。

認知症サポーター、地域助け合い者など
講座を修了した人は大勢いるのだから、
こういうものに協力してもらったらいいのでは
ないかと思います。
  


Posted by まるこ♪  at 18:56Comments(0)ニュース

2013年05月07日

要支援は見直されてもいいの?



介護保険から、要支援は外そうという動きがあります。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130507-00000000-cbn-soci

デイサービスに勤めていて、歩行の見守りや
入浴の介助などをしていた利用者さんと
ばったりスーパーで出会って(お一人で買い物を
していた)びっくりしたことがあります。

確かに、そんな方もいるかもしれない。

けれども「要支援」に認定されてしまったけれど、
本当に介護保険のサービスを利用しないと
いけない方もいます。

それに、(異議申し立てができるとは言え)
介護認定基準は、厳しなっているようですし、
要支援から要介護の壁がいっそう高くなって
しまったら、介護が必要になっても、保健を
利用できない人が増えてくることでしょう。

厚労省の考えは、軽度の人は、ボランティア
に見てもらったらいいじゃないか?という
考えがあるようです。

ボランティアの「責任」は大丈夫でしょうか。

いろいろな思いがめぐります。


人気ブロガーmasaさんもこれについて
ご意見を述べられています。
http://blog.livedoor.jp/masahero3/archives/51944528.html  


Posted by まるこ♪  at 22:53Comments(0)ニュース

2013年02月09日

介護を受けていても収入を!

介護保険を利用するようになったら、
つまり、介護を受けるようになったら、
終わりなのでしょうか?

それは、「仕事」を奪われてしまうから。
「役割」を奪われてしまうから。

たとえ、介護を受けている状態でも
社会に参加し、自分が貢献したことを
「報酬」という形で評価されたら、
それをサポートしてくれる人がいたら、
終わりだと感じる方も減ることでしょう。

これこそが、その方の尊厳を守ること
ではないでしょうか。


『ぼくが前を向いて歩く理由』の著者であり



ピック病を抱えながらも精力的に講演活動など
されている中村茂信さんとその支援者である
前田隆行さんが、これまで訴え続けてきた、
要介護者の「ボランティア活動」に対する
「謝金」が全面的に認められることとなりました。

若年性認知症の方の「謝金」については、
やはり前田さんのご活躍のお蔭で、3年ほど前に
認められていました。 

しかし、65歳以上の方のボランティア活動に
ついては、考えられていませんでした。

今後、例えば、支援者がいて、ご本人も
ボランティア活動に興味を持ってくださる
なら、それに対する謝金を得ることができます。

これは本当に画期的なこと!

中村さん、前田さん、ありがとうございました。

詳しくは、前田さんのブログをどうぞ!

http://ninchisyounoyoake.blog.so-net.ne.jp/2013-02-08?fb_action_ids=3712212662691&fb_action_types=og.likes&fb_source=timeline_og&action_object_map=%7B%223712212662691%22%3A120114568167461%7D&action_type_map=%7B%223712212662691%22%3A%22og.likes%22%7D&action_ref_map=[]  


Posted by まるこ♪  at 07:29Comments(0)ニュース

2012年03月29日

インドネシア人介護福祉士誕生!



3月28日に第24回介護福祉士の合格発表が
ありました。

3年間、日本語の指導、そして試験受験の
準備を彼らといっしょにしてきました。

彼らは若く見えますが、20代半ばの立派な
社会人です。 管理しすぎないように気を
つけながら、一人一人の学習スタイルを
尊重して、試験に対応できるだけの知識と
日本語力を向上させてきました。

本当に真面目な学習態度で、私を信じ、
ついてきてくれました。


結果は・・・


2名だけ合格。


落ちてしまった1名は、たった1点足りなかった
そうです。 悔しいですね。


先生をがっかりさせて申し訳ありませんと
メールがきました。


結果を知ってもがっかりすることはありませんでした。

むしろ、もっと余裕のある点数がとれる水準まで
かれらを引き上げてあげられなかったことを
悔みます。


そして、介護福祉士合格を日本滞在の条件に
している国の考えに対して、声をあげ続けて
いかなければと思います。


日本人だったら、資格があろうが、なかろうが
現場で仕事ができるのです。

介護保険制度のことも、認知症のことも
全く知らない人が、職員として働いています。


日本人がみな介護福祉士ならば、外国人に
それを求めてもいいでしょう。でも、介護の知識に
おいては、はるかに彼らが上だということを
私は知っています。

このような、不平等にも不満を言わず、
あとに続く後輩たちのためにと、がんばってきた
3人の未来が、きっと明るいものになるよう
祈ってやみません。

本当によくがんばりました!

  


Posted by まるこ♪  at 19:04Comments(0)ニュース

2011年02月10日

介護マーク



静岡県が、介護者を表すマークを定めた
そうです。

認知症のある方と外出中の介護者が
トイレなどでお世話をするときに
世間から奇異な目で見られないように
するため。

なるほど!

私たち施設職員も、外出先でお年寄りと
一緒に大きなトイレに入るときなど
ありますが、集団でいますし、世間は
理解してくれていると勝手に思って
いました。

でも同世代の配偶者がお世話をする場合は、
やはり「えっ?」と思われるでしょうし、
異性とトイレに入るというのは介助する
側も抵抗があることでしょう。

介護マークをつけて、外に出かけるということは、
「カミングアウト」を意味し、それは
「介護を隠さない世の中」へ変わるきっかけと
なることでしょう。


一方で介護マークをつけられない介護者も
いらっしゃると思います。

でも少しずつ世の中が変わって行く。

そんな予感のするニュースでした。  


Posted by まるこ♪  at 07:55Comments(0)ニュース

2011年02月02日

四つ葉マーク



70歳以上のドライバーの「努力義務」で
ある「もみじマーク」が、2月1日から
新しく「四つ葉マーク」にデザインが変わりました。

高齢者ドライバーの目印として、もみじでも
四つ葉でもなんでもいいと思うのだけど、
「もみじっていうのは、枯れたイメージだ」とか
「あの形は涙みたいで嫌だ」とか、いろんな
意見があった末のデザイン変更かと思われます。

まだ本物のステッカーは見ていないですが、
前のものよりも目立つかもしれませんね。

それはさておき、道路交通法では別の四つ葉
マークが存在します。



これは、肢体不自由のドライバーのマーク。

車椅子のマークをつけている車を見ることが
ありますが、あれは道路交通法のマークではなく、
建築物などについて、スロープがあるとか、
障害者用のトイレがあるとか、つまりバリアフリー
仕様になってますよ、というマークで、
ドライバーを示すものではありません。


高齢者用の四つ葉マークのことは紹介されて
ますが、肢体不自由者の四つ葉マークと
かぶっていることについては、何も言及
されていません。

機会があれば確認したいと思います。
  


Posted by まるこ♪  at 08:04Comments(0)ニュース

2010年05月04日

アルツハイマーに葉酸とVB12



福岡県のお医者さんが、軽症のアルツハイマー病の
患者さんに「葉酸」と「ビタミンB12」を投与し、
認知症の症状が軽減することを実証しました。

ニュース記事によると、もともと「葉酸」と
ビタミンB12」が、アルツハイマー病の
危険因子である「ホモシスチン」(必須アミノ酸の
老廃物)の血中濃度を下げるということは
分かっていたそうですが、実際に患者さんに
投与されたのは初めてだとか。

今回の発表によると、中期の患者さんには効果が
なかったそうですので、アルツハイマー病の
早期発見がますます重要となりそうです。

サプリメントですから、高齢者の方が日常の
健康管理に取り入れてもいいかもしれませんね。


【参考資料】
ビタミンB12は、葉酸を助けて赤血球の
ヘモグロビンを作るもの。

牡蠣、レバーをはじめすべての動物性食品に
含まれますが、海苔など一部を除いて
植物性食品にはほとんど含まれません。

ビタミンB12が不足すると貧血、神経過敏症、
食欲不振などの症状を起こすことがあります。


葉酸は、ビタミンB群の一種で細胞核の中で
遺伝子情報を保存する核酸(DNA、RNA)の合成に
不可欠で、細胞分裂を促します。
またビタミンB12とともに赤血球を形成します。

葉酸は、海苔、枝豆、葉菜類、レバーなどに多く
含まれまれ、不足すると不足すると貧血、胎児や
乳幼児の発育不全を起こすことがあります。
  


Posted by まるこ♪  at 08:59Comments(0)ニュース

2010年03月18日

加古川認知症家族の会



2、3日前の新聞で加古川認知症家族の会が
発足するという記事を読みました。


確か兵庫県に家族会があり、神戸に事務局が
あったと思います。

私がもし「家族」だったら神戸は遠いな~

地元に欲しいなぁ~

そんなことを思ったことがありましたが、
「地域で思いを語り」「より元気になる」
ことを目指して加古川に家族の会が
発足されたことを自分のことのように
嬉しく思いました。

私は早速ラブコールならぬラブメールを
送りました。

会の趣旨から言えば、私はよそ者ですが、
けれども地域に根付いた、家族の会を
この目で見、感じたいと思うのです。

龍野にはまだ家族の会はない(と思う)の
だけど、同じ思いをした人とのネットワークは
きっとお互いのためになる。

そう信じています。

早く返事が来ないかしら・・・

  


Posted by まるこ♪  at 14:29Comments(0)ニュース

2010年03月14日

認知症グループホーム全焼



13日未明、札幌にある認知症グループホームから
火災が発生し、建物が全焼、男女7名が亡くなり
ました。

高齢者施設のこうした事件は本当に心が痛いです。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。


この火災の原因は、洗濯物がストーブの火に
引火したのではないかと言われています。

洗濯物がちゃんと干されていなかったのかしら。
夜起きた利用者さんが物干しざおを落として
しまったのだろうか・・・

いろいろな想像をしています。



認知症高齢者グループホームとは、家庭での生活が
困難になった5人~9人の認知症のお年寄りが、
家庭的な環境の中で、介護職員と一緒に共同生活を
送るものです。

いわゆる老人ホームとは違って、介護職員が
お年寄り一人ひとりのペースに合わせ介護を
することにより、認知症の進行を緩やかにし、
精神的に安定した生活を送ることができるよう
にと作られています。

私は実際、グループホームに行ったことは
ないのですが、認知症のお年寄りにとっては
こういう施設は今後本当に必要になってくる
と思います。

けれど、認知症の施設が火災を起こしたら
近所に施設建設を反対する住民の声も聞こえて
くるのではないかと心配です。

そういう人は、自分は認知症にならない。
認知症になったら人里離れたところで生活
しても構わないと思っているのでしょうね。


このような事故が二度とおきないように
するためには、何が必要なのか。

なるべく火を使わない環境や職員の目が
十分行き届くような環境も必要でしょう。

私たちが将来、利用するかもしれない。
そういう気持ちで、地域の人々が一緒に
考えてほしいと思います。  


Posted by まるこ♪  at 07:49Comments(0)ニュース

2010年03月06日

高齢者虐待事件から



三重県松阪市の認知症者の「グループホームカトレア」で、
入所している女性(94)がトイレに入っている姿や、
鼻をつままれ、侮辱するような言葉を投げかけられている
動画がインターネットの投稿サイトに掲載されていたことが
5日、分かった。

松本隆史理事長は5日午後、記者会見し「女性職員(19)が
携帯電話で撮影した」と明らかにした。

職員は施設側の事情聴取で「軽い気持ちでやった。悪気はなく、
親しみを込めた行為だった」と話した。



忌まわしい事件が起きました。

mixiの介護士のコミュニティでも撮影された
動画が話題になっていました。

見た人が皆「ひどい」とコメントを書き込んで
いたので、私は胸が苦しくて見ることが
できませんでした。

一生懸命お年寄りのケアをしている施設も
たくさんありますが、このような事件の背景には、
介護の人材不足のため、就職の条件が緩く
(施設によっては無資格でも、高校生でも
アルバイトできます)人間性はもとより
能力や学歴、資格の有無など無関係に
(あるいは生かされずに)職員を就職させて
いるという現状があると思います。

そして施設自体の不足。利用を希望する人の
数の方が多いので、サービスや職員の「質」で
競争しなくてもいいのです。


私たちは人生の中でいろいろな選択をしています。

大学の受験だって、就職活動だって、恋人だって、
または旅行するときのホテルだって、病院だって
どんな特徴があるか、自分を満足させてくれる
魅力があるか、いろいろ検討して選ぶと思うんです。

でも介護施設は選べないのが現状です。

利用したいところは入所待ち。いつ入れるか
あてもないまま、仕方なしに他の施設を利用したり
しています。

介護施設もミシュランみたいに客観的評価をし、
公開したらいいと思っています。

私たちは誰もが老いるわけで、自分の人生の
最期こそ自分へのご褒美にいい介護を受けたいと
思うのです。


今、施設を利用されている方、間もなく利用
しようとしている方、どうか厳しい目で
施設をチェックしてください。  


Posted by まるこ♪  at 08:35Comments(0)ニュース

2010年02月06日

タクシー運転手さんの事故



高齢者ドライバーのことをここで
話題にした直後、タクシーの運転手さんが
事故を起こしたというニュースがありました。

詳しく覚えていませんが、70代後半だった
ような・・・

後期高齢者(75歳以上)ですね。


高齢者の方が交通事故の加害者になるたび、
どうして誰かが運転をやめさせなかったのだろう、
どうして素直に自分の加齢を認められないのだろう
と残念な気持ちになります。

人生の最期が刑務所なんて悲し過ぎます。





  


Posted by まるこ♪  at 10:08Comments(0)ニュース