2016年05月11日

「自立」とは何か?

このブログが、情報提供の場になりつつあるので、
今後、もう少し、個人的な想いも綴りたいと思います。

昨晩、ある研修会に参加し、脳性麻痺で子供の
ときから車いすの生活をされている講師の
実生活から「自立」ということを教えていただきました。

講師は、小学校から高校まで、近所の子供たちが
いく学校ではなく、特別養護学校に通われ、
そこで言われて来た「自立」とは、「健常者」の生活に
近づくことであり、そのために「訓練」を受けて
こられました。

しかし、社会人になって、世間の「自立」と意味が
違うことに気づくのです。

講師曰く、「自立」とは、「人と交わりながら社会の中で
生きていく力」であるとおっしゃっていました。

「親から自立する」とか「経済的な自立」などということを
かみ砕いて言えば、そういうことかもしれません。

講師は、大人になるまでに自立できる力を備えて、
現在は、身体的な不自由はあっても「自立」した
生活を送られています。

認知症を発症した方はどうでしょう。

認知症が原因で、出来ていた自立生活が、だんだんと
難しくなっていく。

自立が、「人と交わりながら社会の中で生きていく力」
であるとしたら、支援者は、認知症のあるご本人の、
人との交わり、社会とのつながりを、もっと支援すべき
なんじゃないか。 そんなことを考えたのでした。

今日は、認知症サポーターを対象にした「支援力アップ
講座」の第1回目があります。テーマは「支援・助け合い」

受講生の方にも、こんなお話をさせていただきたいと
思っています。

認知症サポーターとして、何か地域活動をしたいと
考えている方は、どうぞご連絡ください。

連絡先
NPO法人播磨認知症サポート
harima.dementia@gmail.com


  


Posted by まるこ♪  at 07:54Comments(0)想い

2013年06月01日

医療者・介護者・福祉者のためのケア・カフェ

たつの市で、事業所とか業種とかを超えた、

ただ純粋に、

患者さん、利用者さんの幸せを願い、

専門的知識と技術の向上を目指し、

さらに

専門職の熱い想いを共有できる場が

作れないだろうかと思っています。


FaceBookでつぶやいたら、山形の
お友達が「ケア・カフェ」というものを
教えてくれました。

一緒にやってみたいという方はいませんか?

http://www.carecafe-japan.com/  


Posted by まるこ♪  at 20:31Comments(0)想い

2012年12月16日

たつの介護福祉ねっと.



第1回目の(これからも続けたいのであえて「第1回」と書いています) 
「みんなの介護福祉フォーラム」が済み、まとめの
作業もあるのですが、来年度のこともぼちぼち
考えています。

市民と市職員で作った実行委員会の名前を「たつの
介護福祉ねっと.」としました。

この名前を決めるとき、メンバーは、名前にあまり
興味はなかったです(笑) 

この名前は、私の想いというか、将来の活動を見越しての
名前なんですが、「まちづくり塾」の事業から卒業したときに、
組織を残していかないと、「みんなの介護福祉フォーラム」が
継続していかないと思っています。

市内にある各種団体・組織、あるいは個人が普段は
それぞれの興味関心で介護とか高齢者福祉、障がい者福祉
などに関わりながら、ゆるやかなネットワークをもちながら、
年に1回 一緒に「みんなの介護福祉フォーラム」を開催する。


欲を言えば、介護の合同勉強会とか、連絡協議会的なものも
「たつの介護福祉ねっと.」で開催していけないだろうか?

たつの市の介護力向上 

それが私の願いであり、目的です。

自分の組織の充実だけを考えているところも
目に付きますが、どこかの事業所だけ、グループだけが
向上すれば、安心が得られるとは思いません。

つながって、情報交換をすることが、個人や各種団体・組織を
より高めていくと思うのですが、最近は、そんなことをぼんやり
考えています。




  


Posted by まるこ♪  at 10:06Comments(0)想い

2011年03月10日

認知症にはなりたくない



60代、70代の人から「認知症にはなりたくない」
という発言をよく耳にする。

私の身近な人たちも「認知症」になるということに
とても恐怖心を持っているようだ。

またこんな話も聞く。

友人の中に、同じ話を繰り返したり、
出来事を忘れてしまったりする人がいる。
あの人は認知症かもしれない、と。


一度検査を受けて見たらいいというと、
「それはちょっと…」と苦笑いする。


その気持ちは分からないでもないけれど、
「認知症」への偏見があるのだなあと感じる。


私の夫はヘビースモーカーなので、よく
身内や他人から禁煙を勧められる。

本人は禁煙する気はさらさらないのだけど、
皆さん、夫の体を心配してくれる。


本当に友人のことを心配しているのなら
MRIを勧めたらいいのだ。

勧められないのは、「認知症」という病を
どこか下に見ているからじゃないのだろうか。

早期発見、早期治療が大切な病気だからこそ、
気づいたらすぐに検査をしてほしいし、
検査をすすめてほしい。

発見や治療が遅れれば遅れるほど、本人にとっても
周囲にいる家族や友人にとっても、大変になる。


「認知症にはなりたくない」と思っている方は
それなら「癌」「心臓病」「糖尿病」「腎臓病」
他の病気ならなってもいいのだろうか。

大きな病気はなくても、膝が痛い、足が痛いと
不自由な暮らしをしている人も大勢いる。

認知症ばかり嫌わないでほしいと思う。

認知症は、他の病や障がいと同じで本人の意思と
関係なく、発症してしまう病なのだから。


介護の現場にいると、認知症のある人の悪口を
こそこそ言っている人よりも、認知症になって
しまっても、周囲への気配りを忘れない人の
ほうが素晴らしいと感じるのだけど・・・


もっと認知症を正しく理解して、病に対しても、
患ってしまった人に対しても、差別や偏見を
もたない人が増えてほしいと思う。





  


Posted by まるこ♪  at 21:34Comments(0)想い

2010年11月11日

ニンチの方



11月1日で私は介護職丸4年が過ぎました。

仕事に慣れてきたといっても、5歳のレベル。
つまり幼稚園児なのです。

ちょうど生意気な年頃です。

私にとっての「幼稚園」とはインターネットの
世界です。

ネットを通じて「社会」を学んでいます。

日本全国で自己研鑚に励んでいる介護関係者の
人たちと交流し、ある時は相談にのってもらったり、
ある時はいろいろとご享受いただく。

同じ介護福祉士もいれば、理学療法士、
社会福祉士、ケアマネジャー、中には
大学教授もいらっしゃり、時々貴重な
資料まで郵送していただいています。

10月には神戸で勉強会も開催されました。


そんなネットの仲間との会話のなかで
時々話題になるのは「ニンチ」という
表現。

私の仲間はみんな「ニンチ」という言い方に
不快感を感じる人ばかり。


今月、私は市の認知症サポーターの研修を
受けていて、今日は来週の実習のために、
実習先の職員の人との顔合わせ&打ち合わせが
ありました。

実習先の職員の方が「ニンチの方」を連発
されていて、とても気分が悪かったです。

「白血病」を患っている方に対して、
「ハッケツ」なんて言わないのに、なぜ
「認知症」を「ニンチ」と言うのでしょう。

「人」ではなく「方」と丁寧に言っている
つもりでしょうが、「ニンチ」と言っている限り
同じことだと思います。


でも私はこれから実習する実習生という立場で
あるので、何も言うことはできませんでした。

その職員さんには悪気はないかもしれないけれど、
認知症のために、忘れてしまったり、おかしな
言動をしたりする人に対し、見下す気持ちが
見え隠れする。

私が施設を利用する家族であるなら、そうした
職員の言葉から本音を敏感に感じとり、悲しい
気持ちになるでしょう。

来週、その職員さんとお話することがあれば、
同じ介護職として一言申し上げるかもしれません。
  


Posted by まるこ♪  at 18:16Comments(0)想い

2010年09月10日

9月は認知症ケア月間(私的に)



認知症ケア専門士二次試験に向けて、
論述の課題に取り組んでいます。

まだアイデアや情報を集めている段階で
まとめ、執筆はこれからですが・・・

そして来週は、加古川の認知症家族の会が
あったり、地元では認知症サポーターの
フォロー研修があったりして、
認知症の方やご家族の支援について、
いつもよりも深く考えます。

一次試験のときは、認知症そのものを
勉強することが中心だったけど、
二次試験に向けて「ケア」「支援」が
テーマになっていきます。

このごろ、認知症の方をお世話してる
家族の方が書いているブログやつぶやきを
読んでいます。

ご家族の悩み、大変さがひしひしと
伝わってきます。

私の近所にもきっと悩まれている方が
いるはずですが、それが伝わって来ない。

自分の家の問題として、表に出さないように
されているのか・・・

もっともっと認知症の理解を深めて、
家族支援、認知症の方の支援ができるように
なりたいです。  


Posted by まるこ♪  at 08:45Comments(0)想い

2010年04月22日

制度や施設のルールを超えて



介護福祉士や介護福祉士をめざす人たちが
インターネット上で意見を述べたりする
のですが、よく「自分の施設はこんなにひどい」
「いい施設はないかしら」と愚痴をこぼす
人がいます。

私は、「なければ作ろうホトトギス」的な
考えがあるので(このブログもそうですが)
愚痴ばっか言ってないで、自分で満足できる
ことをやってみたら?と思ったりするのです。

ある福祉系の学科のある大学の先生のブログに
「介護福祉士の資格をもって開業はできないか?」
という質問をしてみました。

それでビジネスが成立するか否かは別として
法的には何のしばりもなく「私は介護福祉士です」
と個人的に仕事をしても大丈夫だそう。


実は私、したいことがいっぱいあります。

デイサービスの利用者さんと話していて、
「私はできるし、したいけど、個人でできないこと」
がいっぱいあります。

体が不自由で一人では買い物に行けない、
一人暮らしのおばあさんがいました。

訪問介護が週に何日かとデイサービスの
ご利用で、買い物はヘルパーさんに頼みます。

でもヘルパーさんが買って来るものは自分の
好みではなく、せっかく買って来てもらって
文句も言えないし・・・と「我慢」されて
いるのでした。

そのおばあさんと家と私の家は近所で、
私は週に1度、夫が運転をしてくれて買い物に
行きます。

「一緒に連れて行ってあげたいなぁ」と
思うのですが、お客様と職員である限り
一緒には行けません。

このおばあさんだけじゃなく、近所のお年寄りでも
車で行ける、品ぞろえの多いお店に行きたい人が
いるんじゃないかしら?

そんなことを考えたりするのです。


ほかにも、私は5年ほど仕事で韓国ソウルに
住んでいて、日常会話ぐらいの韓国語が話せます。

年に1回、韓流の人と一緒に韓国旅行をする
のですが(航空券などは私が手配します)、
介助の必要な人のために、介助と通訳ができる
のではないか。

体が不自由で韓国旅行をあきらめている人が
いるんじゃないか、そんなことを考えています。


施設内の介護職員として制限されることが
いっぱいあり、それが残念だと思うのです。  


Posted by まるこ♪  at 07:18Comments(0)想い

2010年02月09日

認知症をあきらめない



NHK教育「福祉ネットワーク」の
司会をされている町永俊雄アナが
書かれたコラムを見つけました。

「認知症をあきらめない」が合言葉

という題名。2008年の7月に書かれたもの
です。

http://www.ninchisho-forum.com/oyakudachi/column/machinaga01.html


要約すると、「絶望の病気」とされていた
認知症を番組で取り上げるにあたり、
番組に寄せられたのは「家族からの悲鳴」
ともいえる声だった。

家族の悩みや不安を根本的に解決する方法は、
患者さん本人に寄り添う医療や介護であり、
「認知症をあきらめない」が合言葉になった
という内容。


介護職をしている私にも勇気の出る合言葉
です。

私がブログを始めた理由にも、認知症に悩む
ご本人やご家族につながりたいという
想いがあります。

友人として寄り添えたらと思っています。  


Posted by まるこ♪  at 08:34Comments(0)想い