2012年07月31日

若年性認知症交流会が発足・・・か?



5月から3回にわたり、沖田裕子先生
(認知症の人とみんなのサポートセンター)
による若年性認知症の方を支援する人を
養成する講座がありました。

そして、先ほどたつの市の地域包括支援
センターから「若年性認知症交流会」を開催
するための打ち合わせの案内が届き、
さっそく申し込みました。


加古川の家族会に参加しても、若年性認知症の
方の方とご家族の、これから何年も続く人生を
どう支えていくのかという課題が山積です。


facebookなどでつながっている先駆者たちに
学びながら、たつの市でもいい取り組みが
できたらと思います。



  


Posted by まるこ♪  at 14:17Comments(0)若年性認知症

2012年07月30日

南三陸町・気仙沼のGH訪問!



7月27日と28日に宮城県南三陸町の
グループホームと気仙沼のグループホーム
全6施設を慰問してきました。

震災当時、笑福会の宮城県会員の方から
紹介され、被災した施設に支援物資や
車いす、シルバーカーなどを会員有志の寄付で
送らせていただき、そこから始まったご縁です。

仮設の施設はいったいどうなのだろう。

特に認知症の方は、慣れた場所から離れたことが
原因で不安定な状態になる「リロケーション
ダメージ」があります。

とても心配でした。

気仙沼で訪問した4施設はすべて仮設の施設で
したが、そこは思ったよりも明るく、広々とし、
トイレ、洗面台も問題はありませんでした。

ある職員さんは、津波にあった海辺にまた施設を
建てるぐらいなら仮設のままでいいとおっしゃって
いました。

けれども、どこの施設の職員さんもとてもにこやかで、
丁寧にお年寄りに接していて、なんとも頭の
下がる思いがしました。

そこに住んでいるお年寄りも、みんなやさしくしてくれると
喜んでいらっしゃいました。


交流会の席で、施設を転々としたために、認知症が
悪化している方がいるという悩みをおっしゃる職員さんが
いました。

その施設は訪問できなかったのですが、やはりそういう
ことは大いにあると思います。

訪問中、お一人だけ私に対して怒りをあらわにされた
方がいらっしゃいました。

特に何をしたわけではなく (何かをしたとしたら、
その日、突然、その方の前に現われた)
急に不機嫌な表情をされ、何も話したくない
あっちへ行けと私を追い払われました。

見知らぬ誰かがやってくると、その方に悪いことが
あったのかもしれません。

あるいは薬のせいかもしれません。

じっくり寄り添える誰かが必要なのだろうと思いました。


被災地は今、何かが不足しているという状態では
ないですが、職員さんたちはよりいい介護をしたいと
思っているように感じました。

初めて被災地の施設職員さんたちとお会いすることが
できたのですが、これをきっかけに継続した支援が
できたらと思わずにはいられません。  


Posted by まるこ♪  at 18:41Comments(0)震災支援活動

2012年07月24日

RUN TOMO-RROW



NPO法人「認知症フレンドシップクラブ」が主催しているイベント
RUN TOMO-RROW

通称、RUN伴(らんとも)


認知症の人や家族、支援者が1つの襷をつないで
走ろうという企画です。

今年は、札幌から東京までを駆け抜けます!

詳しくはこちら
http://runtomo2012.jimdo.com/  


Posted by まるこ♪  at 18:03Comments(0)イベント

2012年07月19日

認知症キッズサポーター養成の準備



認知症サポーター養成講座のテキストで、
記憶のしくみを説明するのに「イソギンチャク」が
採用されている。

なぜイソギンチャク? ずっと思っていました。

私にとって、イソギンチャクは海底の生物で、
例えば、上の写真のように、クマノミなどの
魚を紹介するときに、背景になっているもの。

その生態もよく知りません。

認知症のテキストには、こんな図があります。




認知症のことをあまり知らないときは、イソギンチャクに
とらわれてしまって、説明も???でした。

どなたが例を考えられたか存じませんが、
例えとしては、NGではないか? と思っていました。


ここからが本題。

サポーターを養成するキャラバンメイトになって、
自分が認知症のことを説明するときは、ぜひ
イソギンチャクを止めたいと思っていました。

認知症のことが理解できればいいんですから。

私は、子どものサポーターを養成する班に分けられ、
先月そのミーティングがあったのですが、
子ども用に「教材」を考え直しては?と提案したら、
「じゃ、あんた、考えてきてよ」という展開になって、
(イソギンチャクに疑問を持っている人はいないようです)
こんなのを作ってみました。

ジャーン!



本当は透明の容器がいいのだと思いますが、100均では
これが限界でした。

右の大きい容器は、若い脳です。 情報もいっぱい入り、
その中にたくさんたまります。

左の小さい容器は、年をとった脳。 若い脳に比べて
入る量が少なくなりました。 そして、認知症になると
新しい情報が入りにくくなり、入ったとしても穴から
出て行ってしまって、とどめておくことができません。


というような感じで、子どもたちに説明をしたいのですが、
どう思われますか?

まだイソギンチャクの方がいい?  


Posted by まるこ♪  at 07:49Comments(0)認知症サポーター

2012年07月10日

嬉しい出会い



7月に入り、いろいろな出会いがありました。

以前、このブログを読んでご連絡をくださった、
コスモスさん。

個人的なやり取りはFaceBookがしやすいからと
お誘いし、ネット上での交流が進んでいたのですが、
ついに2日、ご対面~!

初めてお会いするのに、初めてのような感じもなく
(オフ会ってそうですよね)
何時間も、熱い思いを語り合いました(笑)


そして、昨日。

昨日は、たつの市地域包括支援センター主催の
「若年性認知症支援者養成講座」③があり、
それを受講しに行きました。

沖田裕子先生の講義なので、一番前の席で、
真面目に受講(笑)

お隣に座った方と休憩時間など雑談をしてたら、
その方が 「龍野で、認知症のブログを書いている方
いますよね~」と言われ、「え?」っと思ってたら、
「『勝手に』とかいう・・・」 「それって、私~!」って
大笑いになりました。

周囲の方にもあまり宣伝していないブログなんですが、
こうして実際読んでくださる方とお会いできると
嬉しいですね♪


そして、通路をはさんだお隣の男性。

この方も、実はFaceBookの「お友達」で、来週お会いする
約束をしていたのですが、偶然に出会うことができました(笑)


なんだかすごいです。

でも、冷静に考えてみると、たつの市の認知症ケアに
対する意識の高まり、そして専門職が、職種や職場を越えて
つながりつつあるということを感じます。

呼び出され、集められてできた関係ではなく、それぞれが自らの
意思で集まり、つながった関係は強いと思うのです。


「たつの介護福祉ねっと.」を作りたいな~と思いました。

  


Posted by まるこ♪  at 06:51Comments(1)出来事

2012年07月05日

たつのまちづくり塾認定!



7月1日 平成24年度たつのまちづくり塾の
審査会が行われ、私たちが提案した

「みんなの介護福祉フォーラム」

最終3チームに残りました!


そこで予告です!

第1回みんなの介護福祉フォーラム は

12月1日(土) 

はつらつセンター で開催されます!


今、介護をしている人、されている人、

介護の仕事をしている人、

将来、介護の仕事をしようと思っている人、

家族のことを心配している人、

みんなに有益な、介護福祉に関する集いです。


ぜひご参加ください!


※ボランティアスタッフも同時募集しますので、
関心のある方は、コメント欄にご記入ください。





  


Posted by まるこ♪  at 18:10Comments(0)出来事