2012年07月19日

認知症キッズサポーター養成の準備



認知症サポーター養成講座のテキストで、
記憶のしくみを説明するのに「イソギンチャク」が
採用されている。

なぜイソギンチャク? ずっと思っていました。

私にとって、イソギンチャクは海底の生物で、
例えば、上の写真のように、クマノミなどの
魚を紹介するときに、背景になっているもの。

その生態もよく知りません。

認知症のテキストには、こんな図があります。




認知症のことをあまり知らないときは、イソギンチャクに
とらわれてしまって、説明も???でした。

どなたが例を考えられたか存じませんが、
例えとしては、NGではないか? と思っていました。


ここからが本題。

サポーターを養成するキャラバンメイトになって、
自分が認知症のことを説明するときは、ぜひ
イソギンチャクを止めたいと思っていました。

認知症のことが理解できればいいんですから。

私は、子どものサポーターを養成する班に分けられ、
先月そのミーティングがあったのですが、
子ども用に「教材」を考え直しては?と提案したら、
「じゃ、あんた、考えてきてよ」という展開になって、
(イソギンチャクに疑問を持っている人はいないようです)
こんなのを作ってみました。

ジャーン!



本当は透明の容器がいいのだと思いますが、100均では
これが限界でした。

右の大きい容器は、若い脳です。 情報もいっぱい入り、
その中にたくさんたまります。

左の小さい容器は、年をとった脳。 若い脳に比べて
入る量が少なくなりました。 そして、認知症になると
新しい情報が入りにくくなり、入ったとしても穴から
出て行ってしまって、とどめておくことができません。


というような感じで、子どもたちに説明をしたいのですが、
どう思われますか?

まだイソギンチャクの方がいい?  


Posted by まるこ♪  at 07:49Comments(0)認知症サポーター


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