2011年10月29日
すべての人に食べる喜びを

「新しい介護学 生活づくりの食事ケア」(雲母書房刊,2008)
木曜日、ETV(NHK教育)の福祉ネットワークで、
摂食指導をしている中島知夏子さんのことを知った。
私が見たのは番組の後半。
重度の身体障がいがあり、言葉も発せられない
女の子が、最近、食事をせずイライラしていると
いうことで、母親が困惑。
かつてその女の子に食事の楽しみを教えた中島さんが
その子のいる施設を訪ねると、提供された食事に
問題があることが分かった。
おかずを細長く切って、とろみのあるあんをかける。
それだけで女の子は嬉しそうに食事をし始めた。
まるで魔法を見ているようでした。
介護者は「最近、食欲がないようです」と食が進まない
理由を「本人」のせいにしている。
「まずい」とか「こう調理しろ」と訴えてくれればいいが、
訴えられない人は、「食べない」という方法で訴えるしか
ないのです。
また「食」の奥深さを感じた一件でした。
人が、最期まで口から食べるということをもっと
学びたいと思いました。
そして手にしたのが、上の本。
中島さんの哲学に触れることができるのでは?と
期待しています。
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