2011年05月07日

学習ノート5.7

第3章

2 実際の運動を用いたアクティビティ

 認知症を予防するための運動習慣を実際の
アクティビティとしてどのように応用するか、
まだ標準化されていない。

 2006年から導入された地域支援事業の
「認知症予防・支援マニュアル」や
東京都老人総合研究所「地域型認知症予防プログラム」
などがある


(1)認知症予防の対象区分と対象者

 認知症予防のハイリスクアプローチのターゲットは
 軽度認知障害(MCI)の人

 認知症の診断がつく前の5年~10年ぐらいの期間

 診断基準
 MCI ・・・認知症でも正常でもないグレーな人
   「記憶障害型」
   「非記憶障害型」

 加齢関連認知低下(AACD) 
   記憶・学習、注意・集中、思考、言語、視空間認知の
  多面的な認知領域の機能低下


 MCIよりもAACDのほうが、3年間の認知症移行率が高い
 →認知症予備軍を見つけやすい?

 MCIやAACDの人たちは地域に約20~25%いるとされ、
 そのうちの30%弱の人たちが3年間に認知症に移行する
 とされている。

 MCIの高齢者が認知症予防に関心を示す割合は20%
 (健康な高齢者40%の半分)
 →MCIになってしまうと、認知症予防が必要でも  
  予防しなくなってしまう。

 認知症予防の長期的観点からみると、「潜在的な」
 リスクをもっている健康の人たちも認知症予防の
 対象となる。


(2)認知症予防としてのウォーキングの勧め

 米国スポーツ医学会の推奨プログラム
  1日30分の早歩きを週5日行うことが目標

 地域型認知症予防プログラムは、ウォーキングや
 知的活動の習慣化を効果的に促進するため、
 週1回のプログラムを実施するのがよい。

 プログラム初回に、ウォーキングや知的活動を
 習慣化するため必要な知識や方法を学習し。
 1週間後までに、一人ひとりが自宅で課題に取り組む。

 2回目は、メンバー同士で自分が取り組んだ課題に
 ついて報告を交わす。


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Posted by まるこ♪  at 09:49 │Comments(0)試験勉強

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